1月16日(木)に、さくらインターネット福岡オフィスにて「さくらの夕べ 研究所ナイト」が行われました。イベント内容は、さくらインターネット研究所のメンバーによる発表と、他社の研究所で活動されている方々とのパネルディスカッションです。先日公開しましたレポート前編に続き、こちらの記事ではさくらインターネット研究所の鶴田博文による発表「さくらインターネット研究所で研究に再挑戦した 私の半年間の取り組み」をレポートします。 材料工学の研究→消防士→ITエンジニア→再び研究者へ はじめに鶴田の自己紹介がありました。経歴をまとめたスライドを引用しますが、ちょっとユニークなのは、大学を出てからいったん消防士になり、それからIT業界に飛び込んできたことです。そして、2019年8月にさくらインターネット研究所に加入したことで、大学時代以来6年ぶりに研究に再挑戦することになりました。 鶴田が現在取り組んでいる
さくらインターネット研究所では、10年後の未来を見据えた研究ビジョンとして「超個体型データセンター(Superorganism Data Center)」のコンセプトを掲げている。各研究員がそれぞれの専門領域からこの世界に向けてアプローチする中で、分散システム(エッジ/フォグコンピューティング)領域の研究を進めるのが上級研究員の菊地俊介氏だ。 さまざまな業界におけるIoT活用や5Gサービス開始の動きもあり、市場ではさまざまなエッジコンピューティングのソリューションが出始めている。しかし菊地氏は、現在実用化されているエッジコンピューティングと超個体型データセンターの世界の間には「まだまだ大きなギャップがある」と指摘する。“理想の世界”を実現するためには、これから何が必要なのだろうか。 エッジとフォグの大きな違いは“タテ構造/ヨコのつながり” 菊地氏は早稲田大学大学院 理工学研究科 電子・情報
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く