地球温暖化防止のため、二酸化炭素(CO2)削減が叫ばれる中、24時間営業が売り物のコンビニエンスストアの深夜営業に自粛を求める動きが出てきた。火ぶたを切ったのは埼玉県。神奈川県や京都市なども加わり、深夜営業の自粛により、深夜型ライフスタイルの転換を求める声が広がった。思わぬ事態にコンビニエンス業界は「CO2の削減効果はわずか。深夜営業をやめることのリスクも大きい」と反発し、自治体対業界のバトルの様相を呈してきた。コンビニをめぐる論争・コンビニ深夜規自粛論争 街の声・コンビニ業界は強く反発 深夜営業自粛・コンビニ深夜営業 規制めぐり議論噴出 京都市・都知事「コンビニの深夜営業自粛は好ましいこと」 ・埼玉県知事「地に足のついた議論を」 埼玉県は6月16日、地球温暖化対策の素案を発表。この中で、深夜化するビジネススタイルの見直しを打ち出し、深夜時間帯のコンビニの営業自粛要請を検討する意向を表明し