Black Hat で最も熱い期待を寄せられていた講演のひとつを、Boring Carnegie-Mellon University の弁護士たちが台無しにした――その講演では、Tor 秘匿サービスとユーザーの IP アドレスを 3,000 ドル(編集部註:約 30 万円)のキットで暴く方法が語られる予定だった。 同大学は、なぜ「容認されていた講演」に対し、連邦の通信傍受法を破る恐れがあるという――あるいは、彼らが単純に事前承認を得ていないという推測を誘発し、それをぶち壊しにしたのかという理由について語っていない。また、その講演を台無しにしたのは、内部の官僚的な手続きによるものだった。
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