二段階認証の意味を問う 「7pay事件」を教訓に見直したい認証のハナシ:今さら聞けない「認証」のハナシ(1/5 ページ) 専門用語が飛び交いがちなセキュリティの知識・話題について、「認証」関連分野を中心にできるだけ分かりやすく紹介する連載。今回は「二段階認証」と認証の仕組みについて。 ほとんどの人が日常的に行っている、ログイン(サインイン)などの認証作業。認証で利用したパスワードが漏えいして第三者からの不正アクセスを受けたりするなど、認証をめぐるセキュリティの問題は後を絶ちません。こうした課題を解決するには、サービス提供者側だけで対策するだけでなく、サービスの利用者も正しい知識を持っておくことが必要でしょう。 本連載記事では、認証の仕組みや課題、周辺の情報について、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。 連載:今さら聞けない「認証」のハナシ 専門用語が飛び交いがちなセキュリティの知識・
SNSで仲良くなった人がいて、会ったこともあるし手紙のやり取りをしたこともある。 ただ、わたしが彼女を好きすぎて生活や持ち物、食べたもの、行った場所、言動、すべてのロールモデルにしていたのがバレた結果、彼女はSNSを辞めて、わたしもその罪悪感からSNSをやめた。 要するにわたしは自分の別名義で、彼女のように振る舞い、彼女のような言動をして、まるで自分が彼女になれたかのような倒錯をして気持ちよくなっていたのだ。そのアカウントがバレた。さすがに自分だけが悪すぎて、自責の念以外は一切湧かない。 向こうもまさか自分と仲良くしていた人にこんな仕打ちを受けるとは思ってもみなかったろう。わたしはこの罪悪感を拭うために謝罪をして、持ってるアカウント全て消して、今はSNSというか、ネットワーク上にいたのがほとんど孤独になった。 孤独になったら、「映え」を意識して行動できなくなったら、見栄を誰に張っていいか、
はじめに 先日、Rubyプログラマが本職である僕が、なぜか地元・兵庫県西脇市の中学校で情報モラル教育に関する講演をしてきました。 このエントリではなんでそんなことになったのか、そしてどんなことを話したのか、といった話を書いていきます。 【もくじ】 はじめに 講演を依頼されたいきさつ 去年の情報モラル講演会は本当にひどかった 今年は誰かな〜? → えっ、僕!? 当日使用したスライド この講演で伝えたかったこと 「スマホやSNSは怖い」だけでは終わらせない トラブルに遭遇したら大人に頼る(一人で解決しようとしない) リスクを語るときは、必ず予防策と対処法をセットで伝える テクニカルな解決策(設定の変更等)は重視しない 大人だって失敗したり、ちゃんとできてなかったりすることを伝える 生徒さんたちの感想 その他の裏話等 「経験がない&時間がない」で、かなり準備が大変だった 信頼が置ける専門家の方た
はじめに このエントリは『どんな「情報モラル/リテラシー」啓発をしたい・聞きたい? Advent Calendar 2018』の11日目の投稿です。昨日、10日目の記事は id:riz-nishibata さんの『時短で楽しく美味しい「合わせ調味料」のような「情報処理演習」でありたい。』でした。 さて、このアドベントカレンダーでは情報モラル教育の講師を実際にされている方の投稿が多いですが、僕自身はWebプログラマではあるものの、情報モラル教育の講師ではありません。 しかし、情報モラル教育には非常に興味を持っています。 なぜなら、(この界隈の方はすでにご存じかもしれませんが)以前、息子が通う中学校で開催された情報モラル教育講演会の内容に(悪い意味での)強い衝撃を受けたからです。 blog.jnito.com それ以来、「情報モラル教育を学校任せにしてはいけない。保護者として未来を担う子どもた
「AzureがAWSを抜いて世界一位になった」という誤解。by yuta2019年7月28日2019年7月29日 2018年のMicrosoftのクラウドのAzureは、今まで業界1位だったアマゾンのAWSを抜いてシェアでトップになったという誤解が非常に幅広く広まっています。 ただしくは「MicrosoftのAzureやOffice365など含む全てのクラウドの売上が、Amazonのクラウド(AWSのみ)の売上を抜いた」です。 実際に、以下の図は2019年3月末時点でのMicrosoftのAzureとAmazonのAWSのシェアを示していますが、Amazon(AWS)はMicrosoft(Azure)よりもずっと右に位置しています。右に行けば行くほどシェアが高いので、AWSのほうがシェアが高いことが解ります。 この誤解の背景として、7月9日に以下のようなニュースが報道されたのですが、このニ
とあるスマートフォン向けMMORPGのプロジェクトで、アプリケーションサーバをほぼすべてGKE(Google Kubernetes Engine)に乗っけて動かしていました。 このゲームは、モバイル向けながら、複数プレイヤ間でそこそこリアルタイム性の高い同時プレイができるものでした。同じフィールドを誰かが歩けば、自分が見ている画面でもほぼ同時にそいつが歩いて横切っていく、同じ敵と皆で一緒に戦えば、誰かが繰り出した攻撃が参加者全員の画面に即同期される、もちろんチャットもできる、そんな具合です。今ではさほど珍しくないのかもしれませんが、PCのオンラインゲームのような機能を搭載した、リアルタイム性の高いモバイルゲームでした。 さて、こうなってくると、オーソドックスなWebサーバのような、HTTP/1でリクエスト/リプライを捌く、というサーバだけでは要件を満たすことができません。 複数プレイヤ間で
ファーウェイ研究開発ビル (「Wikipedia」より) 次世代型通信規格「5G」が始まろうとしている。大容量通信、同時多接続、超低遅延というハイスペックを謳う5Gだが、それを主導しているのは米国政府から「スパイ企業」と呼ばれた中国大手通信企業「ファーウェイ」だ。 昨年のファーウェイ創業者の娘である孟晩舟氏逮捕をきっかけに世論は「ファーウェイはスパイ企業なのか?」と疑問を抱いたが、その疑問に明確に答えられた人はいない。 ファーウェイは、単なる通信スパイではない。筆者の見解では、ファーウェイは世界各国の諜報機関と連携する巨大な諜報機関だ。 通信スパイは専門用語で「シギント」と呼ばれており、通信を盗聴、ハッキングして情報を収集するだけで人員を送り込まない。これに対し、諜報員を送り込んで情報収集や工作活動に当たることを「ヒューミント」と呼ぶ。 ファーウェイは単なる「シギント」機関ではなく、「ヒュ
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