社内でマニュアルや手順が共有されていない状態は、属人化と呼ばれています。 社員同士でどんな業務に取り組んでいるのか、概要は把握していても、業務の細かい内容まではわからないことも少なくありません。 意識して属人化の体制を取り入れている場合もあれば、意識せず属人化の状態につながっている場合もあります。 企業の全体的な生産性や作業効率をあげるためにも、属人化のメリットとリスクを知って対策につなげましょう。 属人化にはメリットはある? 属人化とは、仕事の担当者ひとりだけが業務の手順を把握しており、ほかの社員にノウハウの手順が十分に共有されていない状態を指しています。 仕事とは本来、部署内の社員が誰でもカバーできる体制をつくっておくのが理想ですが、現実的にはマニュアルの作成不足や担当者に依存してしまい、属人化が起こることも多いのかもしれません。 ただ、属人化はデメリットが中心に取り上げられがちですが