広島県安芸高田市の石丸伸二市長は16日、6月20日告示、7月7日投開票の東京都知事選に立候補する意向を表明した。17日に広島市内で記者会見し、正式発表する見通し。
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先進7カ国首脳会議(G7サミット)がまとめた核軍縮に関する「広島ビジョン」を巡り、カナダ在住の被爆者サーロー節子さん(91)が20日、帰郷中の広島市で中国新聞のインタビューに応じた。「自国の核兵器は肯定し、対立する国の核兵器を非難するばかりの発信を被爆地からするのは許されない」と批判した。 サーローさんは帰国前から、サミットに関与する市民社会のグループによる政策提言に注目。核兵器禁止条約の締約国との協働などを求める内容だったが、「岸田文雄首相は提言書を直接受け取ったのに、広島ビジョンでは全く無視されている。市民の声を聞いていない」と憤った。 人間として原爆資料館の展示遺品や原爆慰霊碑と向き合うよう訴えてきた、G7首脳の平和記念公園(中区)訪問も疑問視。「文書の文言から首脳の鼓動も体温も感じない。あの場で何を見て、感じたのかを一切非公表とし、広島に来た意義はあったと言えるのか」と話した。 核
広島県三次市中心部の三次中央通り商店街の街灯が2月から消えている。街を活気づけようと四半世紀前に設置した同商店街振興組合の組合員が減り、電気代を賄えなくなったという。市民からは防犯面の懸念に加え「商店街が負担していたとは」との驚きも漏れる。街の明かりをどう維持すればよいのか―。(三宅瞳) 立体的なひし形のかさが特徴の街灯約40本が、国道375号沿いに市役所や商店、金融機関が立つ約500メートル区間に並ぶ。夜になると飲食店やコンビニの周り以外は通りを闇が包む。 街灯は、同組合が法人化後の一大事業として1998年に設置し、維持管理してきた。2015年のLED(発光ダイオード)化で年80万円の電気代は半減した一方、組合員は移転や高齢化で約60軒から18軒に減少。負担を月3千円から千円に下げたが、組合員以外の店や住民の25口前後の協力金を合わせても工面は難しくなっていたという。 同組合は、16年に
商店街に設置された、成長したキャラクターを描いたパネル 広島県竹原市を主な舞台に、女子高校生たちの成長を描いたアニメ「たまゆら」。竹原市内では4月下旬、地元の商店街が主催する関連イベント「ももねこ様祭」が6年ぶりに催され、千人以上のファンたちが参加して大きな盛り上がりを見せた。2016年にシリーズが完結して時間がたっているにもかかわらず、今なお熱気は続いているようだ。その秘密を探った。 「ももねこ、ももねこ、ももねこ、ももねこ!」 4月22日昼前、「あいふる316」の愛称を持つJR竹原駅前の商店街。シャッターが下りたままの店舗が目立つ約300メートルの通りを、カメラを手にした男性たちが頻繁に行き交う。公式グッズを販売するブースには長蛇の列ができていた。主人公たちの高校卒業後の成人した姿を描いたパネルも置かれ、記念撮影するファンの姿も目立った。 特設ステージで、たまゆらと竹原について語る今
先進7カ国首脳会議(G7サミット)で首脳訪問の候補地となっている広島県廿日市市の宮島で5月中旬の3日間、観光客の入島制限が計画されていることについて、同市の松本太郎市長は12日の記者会見で市として期間中の休業補償をしない方針を示した。
昨年12月に東京都中野区で発生した強盗傷害事件の犯行グループのメンバーが、同月に広島市西区で起きた強盗殺人未遂事件に関与していた疑いがあることが22日、捜査関係者への取材で分かった。 中野区の事件は昨年12月5日に発生。複数人で住宅に押し入り、住人男性の顔を殴って約3千万円を奪ったとされる。捜査関係者によると、このメンバーの中の少なくとも1人が広島の事件に関わった疑いがあるという。 広島の事件は昨年12月21日、4人以上の犯行グループが宅配業者を装い、広島市西区小河内町2丁目の店舗兼住宅に侵入。住人男性(49)をひも状のもので縛るなどし、金庫などにあった高級腕時計や現金を奪って逃走した。 男性は暴行を受けて頭部に大けがをし、現在も意識不明の状態。父親(81)も頭に軽いけがをした。犯行グループは逃走手段にレンタカーを使用したことが分かっている。
広島県内で書店が大幅に減少している。深刻なのが新刊を扱う店だ。2012年12月からの10年間で4割近く数を減らし、減少率は都道府県別でワースト3という調査結果も。特に近年は広島市中心部にある大型店の閉店も相次いでいる。街中に本屋さんのある見慣れた光景が消えつつある。(※記事の最後に都道府県別の書店数と減少率の一覧があります) 2021年に閉店したフタバ図書ギガ広島駅前店(広島市南区)。跡地にはアパホテルが建設予定 「今までずっと来てくれた常連さんには申し訳ないが、離れていく客の方が多かった」。タカノ橋商店街(広島市中区)入り口にあるたかのばし書店の店主の男性(66)が漏らす。前身の店を含め約35年の歴史を持つが、1月いっぱいで閉店する。右肩下がりの売り上げに耐えられなくなった。 広島電鉄の鷹野橋電停前という好立地に加えて新しくマンションが建ち、住民が増加しているエリアだが、集客にはつなが
中国電力は2023年度、島根原発2号機(島根県松江市)の再稼働に向け、安全対策工事の完了を目指す。完了時期の延期を何度も繰り返してきたが、地元同意手続きの完了や政府のエネルギー政策の転換で再稼働は現実味を帯びている。運転の停止から27日で丸11年。稼働を経験していない運転員は4割に上り、現場の指導に力を入れている。 島根原発のシミュレーター訓練棟。2号機の「中央制御室」そっくりに模した部屋で、中電OBの牧野壽(ひさし)さん(65)と入社4年目の沖村健也さん(28)が向き合う。正常に稼働しているか、指さしでパラメーターを確認する。 「万全の準備をするが、計画通りには動かないと思って取り組まないといけない」と牧野さん。沖村さんは再稼働に対して「プレッシャーしかない。怖さがある。経験者の話を聞き、努力して経験値を得るしかない」と気を引き締める。 停止中の2号機の運転員は69人で、39%の27人が
地方には新聞、テレビ、ラジオ、そしてネット以上に注目を集めるメディアがある。屋外スピーカーや家庭用端末から流れる、いわゆる「防災無線」だ。朝の音楽、ラジオ体操に始まり、行政からのお知らせや訃報、さらに独自番組やCMもある。超ローカルメディア「防災無線」の知られざる世界へようこそ。(黒田健太郎、鈴木大介) ラジオ体操で隣人に「おーい、元気にしとるかあ」 ラジオ体操をする森田さん。視線の先には隣家の中村さんがいる 午後3時、島根県美郷町吾郷の森田清人さん(76)は自宅リビングの「いつもの場所」に立つ。家庭用端末から流れるラジオ体操に合わせ、体を動かす。窓越しに、隣に住む中村愛子さん(87)の体操を見ながら。「おーい、元気にしとるかあ」。中村さんに手を振った。「健康づくりと安否確認です」と笑う。 ラジオ体操は、町がほとんどの世帯に
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