サイバー危機特集の2回目は、国内のサイバーセキュリティ第一人者で、海外事情にも詳しい名和利男さんへのインタビューです。 「日本はサイバーセキュリティが弱い」という評判は、以前からよく見聞きする話でしたが、イギリスのシンクタンクが発表したランクでは、日本と同じレベルとされているのは、とても先進国とは言えない国々で、衝撃を受けました。 名和さんは、サイバーセキュリティで重要なのは法令だと位置付けていますが、その法律を作るべき国会議員がサイバーは票になりづらいから本腰を入れない→法で定められていないから行政がなかなk身動きが取れない(その上、クルクル人事異動がありプロが育たない)→企業への指導も及ばない→企業も実力がつかない・・・という流れは、まさにサイバー分野に限らないこの国の弱点を示してしまっているような気がしますし、耳が痛い指摘です。 国民の意識改革も大事ですが、それ以前に法律を作るべき国