8月3日、国内最大の公募投信である国際投信の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」の基準価額が、設定来安値の5044円を付けた。2日撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 3日 ロイター] 国内最大の公募投信である国際投信の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<62002137JP>の3日時点の基準価額が、設定来安値の5044円を付けた。 毎月分配型の先駆けとして登場し、依然として公募投信最大規模を誇る「グロソブ」だが、投資家が選好する分配金競争では後発組の高分配ファンドに水をあけられ資金流出を余儀なくされている。投資先がソブリン債という性格を活かし、分散投資の中で、ベース資産としての「グロソブ」をアピールしたいところだが、足元の急激な円高で基準価額が5000円割れ目前の「グロソブ」は新たな岐路に立たされている。 「投信なのに毎月分配金が出