【ソウル支局】韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮軍が10日午後7時46分ごろ、黄海の南北境界水域にある延坪島付近の海上に向け再び砲撃した。韓国合同参謀本部の関係者が明らかにした。韓国軍は応射した。 聯合ニュースによると、砲撃は2発で、うち1発が韓国が海の南北境界線と定める北方限界線(NLL)付近に着弾した。韓国軍や住民に被害は出ていないことが確認された。 この日午後1時ごろにも、北朝鮮による砲撃があり、うち1発がNLL付近に着弾したとみられる。NLL付近に向けた北朝鮮の砲撃は、昨年11月に起きた延坪島砲撃事件以降、初めてとみられる。