―こちらは警察、何がありましたか? 「ああ、サー・アレックス・ファーガソンと話しができるか?」 その他の写真付き記事『マタは果たしてチームの救世主となるのか。』 ―こちらは999(英国の緊急電話番号)、何か犯罪がありましたか? 「犯罪!? おおありだ、犯罪はマンチェスター・ユナィテッドだ! もう完全にぼろぼろだ!」 これは1月23日の英各紙が報じた実話である。前日22日の午後10時半頃、マンチェスター北部のチャンプソルからあった通報の一部だ。 泥酔だったらしいが、この男は日本の110番に当たる緊急番号に電話をかけてきて、ファーガソン前監督と「話せるか」と要求したという。 確かに緊急事態ではあった。この夜の10時半頃といえば、ピンポイントでマンチェスター・ユナイテッドのリーグ杯(キャピタルワン・カップ)敗退が決まった時間。準決勝第2レグのPK戦で敗れ去った瞬間だった。 これで唯一