リオデジャネイロオリンピックの日本選手団主将、吉田沙保里選手。4回目のオリンピックで初めての敗戦を喫して銀メダルとなり、涙が止まりませんでした。個人戦でおよそ15年、勝ち続けていた「絶対女王」が敗れた背景について、スポーツニュース部の佐藤滋記者が解説します。 “心”が4連覇へのカギ 「4連覇のカギは何か」。オリンピックの試合までおよそ1か月となった先月中旬。私たちは吉田選手へのインタビューで質問しました。吉田選手は間髪入れずに「心が一番、勝敗を左右する」と答えました。「魔物が住むのは自分の心。大舞台で勝ちとってやるという強い気持ちを持って戦えた選手が絶対、優勝すると思うので、心を強く持って戦いたい」と、「心」という言葉を繰り返し強調しました。 攻めるレスリングで偉業 3歳から始めたレスリング。父の栄勝さんから教わったのは「攻めるレスリング」でした。そして、攻める気持ちで戦ううえで武器となっ
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