「すっと亡くなる方法論と少し待つ治療法があります」 ある病院の一室で行われた終末期患者の家族と医師のやりとり。その後、医師は“最終的な治療”をしたといいます。 その行為は果たして許されるのか。違和感を抱えながら取材を続けてきました。人生の終わり方を誰が決めるのか。あなたは、どう考えますか。(松江放送局 記者 奥野葉月) 発表された内容は島根県の病院における医師の医療行為が殺人容疑にあたるとして書類送検された事件の不起訴処分についてです。 資料には以下のような説明が淡々と書かれていました。 被疑者(容疑者)。 住居 回答は差し控える。 職業 回答は差し控える。 氏名 40代男性。 事実の要旨(書類送検の内容 一部抜粋)。 被疑者(容疑者)は、島根県の病院において内科医として勤務していたものであるが、前記病院内において平成29年10月から入院し、看取り医療中であったAに対し、翌月28日に殺意を
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