10月28日、中国の厖大汽貿集団と浙江青年蓮花汽車有限公司は、スウェーデンの自動車メーカー「サーブ」の全株式を1億ユーロで取得することで基本合意した。写真は昨年6月、チューリヒで撮影(2011年 ロイター/Arnd Wiegmann) [ストックホルム 28日 ロイター] 中国の厖大汽貿集団601258.SSと浙江青年蓮花汽車有限公司は、スウェーデンの自動車メーカー「サーブ」の全株式を1億ユーロ(1億4140万ドル)で取得することで基本合意した。サーブの救済は、数カ月にわたる紆余曲折を経て決着した。 サーブのオーナー会社、スウェディッシュ・オートモービルSWAN.ASは28日、中国企業との新たな合意は11月15日まで有効で、長期ファイナンシングなど、最終的な条件は依然交渉中だと発表した。同社株はこのニュースを好感して一時28%急伸したが、今年の下落率はなお70%に達している。 同社は先週、