副都心線の新宿三丁目駅は200mのホームが南北に伸びて、両端に設けられた改札からはさらに南北に伊勢丹と高島屋に向かう通路が伸びる。 ふつう意識するのはここまでなんだけど、ここまでだと全長800mの駅の半分。さらに北側には折り返しを行うための施設が隠れている。 結果、繁華街の南の端からはじまった駅の通路は異様に長く、北は新宿の外れの区役所第二分館まで達している。 副都心線のために環状方向の幹線道路である明治通りをこれだけの距離ほり返しての工事が行われたのだけど、北半分についてはその必要があったのかあやしく思えるくらい、目に見える部分が貧相な仕上がり。途中もうひとつ幹線道路の靖国通りとも交差していて、関東大震災後の都市計画にあった3つの動脈のうち2つまで絡めてるというのに。 折り返し施設を確保することが第一目的、地下通路はついでだったのかなと思うけれど、あの不釣り合いさを見るとどうも考え事を抑
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