コンピュータのキャッシュに残された画像はそれのみでは「所持」とは見なされないとの判決がカナダで下されたそうだ (CBC News の記事、本家 /. 記事より) 。 児童ポルノ所持で起訴されていたのは Urbain P. Morelli 氏というカナダ在住の男性。事の発端は、Morelli 氏の自宅に高速インターネット接続の設定をしに来た技術者が PC の「お気に入り」に児童ポルノを含むアダルトサイトが登録されていること、そして Morelli 氏が自身の娘に webcam を向けて撮影しているようであることに気付いたことにあったという。次の日に訪れた際にはハードディスクはフォーマットされており、「お気に入り」は削除され、Webcam の向いている方向が変えられたりしていたとのこと。この技術者はソーシャルワーカーに相談し、その後 Morelli 氏は児童ポルノ所持の罪で起訴されたという。