ニュージーランド議会は5年にわたる猛烈なロビー活動の末、ソフトウェア特許を廃止する法案を通過させた。商務大臣のCraig Foss氏は「特許取得可能な範囲を明確に定義することで、ニュージーランドの企業は、製品等の発展をさせたり改善するための柔軟性を高めることができる」とコメントした(ZDnet、法案、本家/.)。 またIT Professionals(IITP)チーフエグゼクティブのPaul Matthews氏は「旧法では、本物の技術会社であっても、ソフトウェア特許を完全に回避して新しいソフトウェアを作成することは不可能だった。今回の法案はニュージーランドのソフトウェア革新にとって画期的な一日になった。ニュージーランドがパテントトロール企業の「厄介な練習」を容認しないことを世界に向けて意思表明した」と述べている。