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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (20)

  • 【解説】老化は44歳と60歳で急に進むと判明、何がどう変わる?

    実際、30代後半から40代前半にかけて悩みや不安を抱える「中年の危機」や、50代後半から60代前半にかけて「壮年後期の危機」を経験する人もいることが、研究で明らかになっている。この2つの年代は、今回の研究で老化が急に進むとされた時期と一致している。 つまり、「急な老化は、私たちが生まれつきもっている生物学的な特性によるものではなく、加齢に伴う心理的な変化や生活習慣の変化が原因になっている可能性もあるのです」とシンクレア氏は言う。 急な老化は防げるのか? これらの分子的な変化の背後に何があるにせよ、「老化の根的な原因は、すでに特定されている可能性が非常に高いと思います」と、2009年にノーベル化学賞を受賞した構造生物学者のベンカトラマン・ラマクリシュナン氏は言い、老化がもたらす望ましくない影響を防ぐために何をするべきかはよくわかっていると考えている。 シェン氏は、40代や60代に近づいたら

    【解説】老化は44歳と60歳で急に進むと判明、何がどう変わる?
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    yahihi 2024/09/28
  • 冷戦時のスパイ衛星写真で古代ローマの砦を一挙に特定、定説覆す

    ヨルダンの砂漠にあるきわめて保存状態のよい古代ローマの砦、カスル・バシル。機密解除されたスパイ衛星写真を活用した新たな研究により、シリアやイラクの砂漠から、これまで知られていなかった古代ローマの砦跡と思われる遺跡が400カ所近く見つかった。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 機密解除された米国のスパイ衛星コロナとヘキサゴンの写真から、シリアやイラクの砂漠にある古代ローマ時代の砦(とりで)が約400カ所特定され、10月26日付けで学術誌「Antiquity」に発表された。その配置パターンから考えると、砦の目的は定説となっている防衛ではなく、キャラバンによる交易、軍隊の移動、地域の情報伝達など、交流を円滑に進めるためだったという説を論文の著者らは主張している。(参考記事:「CIAが歴史的な「機密地図」の数々を公開」) こ

    冷戦時のスパイ衛星写真で古代ローマの砦を一挙に特定、定説覆す
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    yahihi 2023/11/01
  • つらい記憶のフラッシュバックは「テトリス」をやると減る、研究

    2006年、イラクのアルファルージャで、軍用の金属探知機を膝に乗せ、テトリスをプレイする米海兵隊の兵士。(PHOTOGRAPH BY TOBY MORRIS, ZUMA PRESS/ALAMY STOCK PHOTO) 1980年代に世界的ベストセラーになったコンピューターゲームの「テトリス」を、メンタルヘルスの改善に役立てる研究が進められている。具体的には、テトリスをプレイして、性的暴行や自動車事故、戦争、自然災害、または困難な出産などを体験した後に起こるフラッシュバック(過去に経験したトラウマ的な記憶が自分の意志とは無関係に侵入すること)の回数を減らせる可能性があるという。 世界24カ国で実施した調査によると、人が死ぬところを見たり、愛する人が突然亡くなったり、命が脅かされたりする事故に遭ったりするなどのトラウマ体験があると報告した人の割合は70%を超えていた。だが、その後に睡眠障害や

    つらい記憶のフラッシュバックは「テトリス」をやると減る、研究
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    yahihi 2023/10/02
  • 聖書博物館が所蔵する「死海文書」16点、すべて偽物だった

    ワシントンDCにある聖書博物館所蔵の死海文書は、全て偽造品だったことが判明した。写真は、創世記の断片。(PHOTOGRAPH BY REBECCA HALE, NGM STAFF) 米国ワシントンDCの聖書博物館が所蔵する「死海文書」が、すべて偽物であることが判明した。死海文書は、今から1800年以上前に書かれたとされるヘブライ語の聖書とその写で、聖書博物館の4階常設展示室には16点の断片が展示されていた。 博物館が依頼していた外部の調査チームは3月13日、これらが真っ赤な偽物であるという結果を発表した。どれも収集家、博物館の創立者、世界的な聖書学者をも欺くほど精巧に偽造されていた。 美術品詐欺の捜査が専門のコレット・ロール氏率いる調査チームは、200ページ以上にわたる報告書を提出し、断片自体は古代の皮革を使ったと見られ、文字は現代になって書かれたもので、物の死海文書に見せかけるための

    聖書博物館が所蔵する「死海文書」16点、すべて偽物だった
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    yahihi 2020/03/27
  • 大気で作るガソリンを開発、実用化へ道筋

    大気から回収した二酸化炭素で作った液体燃料。(PHOTOGRAPH COURTESY CARBON ENGINEERING) 家の近くのガソリンスタンドで、「レギュラー、ハイオク、それとも炭素フリーにしますか」と聞かれる日が来るかもしれない。 カナダのカーボン・エンジニアリング社は、低コストで大気から二酸化炭素を回収し、それを水素と合成して液体燃料を製造することに成功、エネルギー専門誌「Joule」に論文を発表した。 カーボン・ニュートラル これは、2つの点で有意義な技術である。一つは大気中の二酸化炭素を回収できること、もう一つは回収した二酸化炭素を使ってガソリンや軽油、ジェット燃料を製造できることだ。大気で作った燃料なら、二酸化炭素を排出してもプラスマイナスゼロ、つまり「カーボン・ニュートラル」だ。(参考記事:「燃料いらずの夢の宇宙エンジン、第三者が初の検証」) 「気候変動の影響から地球

    大気で作るガソリンを開発、実用化へ道筋
  • 木の根っこでつくられた「生きている橋」 インドの「神の庭」 写真19点

    インド北東部、メガラヤ州。「雲の住みか」という意味の名前を持つこの州では、モンスーンの季節になると、エメラルド色の谷や深い渓谷を雨水が勢いよく流れる。アッサム地方とバングラデシュに挟まれたこの高原は、地球でも有数の多雨地帯。その一帯に住むカシ族は、森に深く根ざした生活を営む。 近代的な建築資材が利用できるようになるずっと前から、カシ族は荒れ狂う川を超えて点在する村々をつなぐ巧みな方法を生み出していた。インドゴムノキの根を用いた「生きている橋」だ。(参考記事:「世界で最も素晴らしい橋12選」) 確かな支えとなるように、木は両岸に植えられる。そして、15年から30年ほどをかけて、竹製の仮の足場に沿ってその根を這わせ、橋をかける。やがて湿度と歩行により土が踏み固められ、根は絡まり合って太く、強くなる。完成した橋は、川や谷の5メートルから75メートル上にかかり、かなりの重さにも耐えられる。一度に最

    木の根っこでつくられた「生きている橋」 インドの「神の庭」 写真19点
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    yahihi 2018/03/15
  • 人間と羊のハイブリッド胎児の作製に成功

    発生の初期にヒト細胞を注入され、4週が過ぎたブタの胎児。2017年初頭に大きな話題を呼んだ研究は現在、ヒツジを使った実験を行う段階まで進んでいる。(PHOTOGRAPH COURTESY JUAN CARLOS IZPISUA BELMONTE) 2017年の「人間とブタのハイブリッド胎児」に続き、2例目となるヒトと動物のハイブリッド胚の作製に成功したと、米国の科学者チームが発表した。今回作製されたのは、ヒト細胞を0.01%もつヒツジの胎児だ。 4週が経過する時点まで育てられたこのヒツジの胚は、人間への移植を目的とした臓器作製に向け、一歩前進といえる成果である。 米国では臓器移植待ちリストに連なる人が10分に1人の割合で増加しており、毎日そのうち22人が亡くなっている。米国内だけでも、心臓移植を必要とする人は10万人以上にのぼるが、実際に移植を受けられるのは1年にわずか2000人だ。 こう

    人間と羊のハイブリッド胎児の作製に成功
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    yahihi 2018/02/21
  • 「原子」が見えた! なんと一眼レフで撮影に成功

    プラスに帯電し、電界によってほぼ静止している1つのストロンチウム原子を撮影した写真。よく見ると、黒い部分の中心にうっすらと青い光が見える。(PHOTOGRAPH BY DAVID NADLINGER, UNIVERSITY OF OXFORD) すばらしい写真というものは、ときにデジタル一眼レフカメラと小さな原子、そして好奇心旺盛な博士論文の提出候補者という組み合わせで撮影されるものだ。(参考記事:「単一原子の影の撮影に初めて成功」) 英オックスフォード大学で、量子コンピューターに使う原子を閉じこめる研究をしていたデビッド・ナドリンガー氏は2017年8月7日、一般的なデジタル一眼レフカメラを使ってこの写真を撮影した。黒い背景の前で青紫色のライトに照らされているのは、プラスに帯電したストロンチウム原子だ。両側には2つの金属電極があり、間にできる電界によって、原子はほぼ静止している。この装置は

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    yahihi 2018/02/19
  • 謎のボイニッチ手稿にAI、解読方法が判明?

    米イェール大学の貴重書室に保管された小さく素朴な「ボイニッチ手稿」は、世界で最も謎の多い書物の1つだ。貴重な文書には優美な文字と不思議な絵が並び、600年ほど前に書かれたと考えられている。使われているのは未知の言語か、暗号化された言語とされ、いまだ解読されていない。(PHOTOGRAPH BY CESAR MANSO, AFP, GETTY) 長年にわたり暗号解読家たちを悩ませてきた「ボイニッチ手稿」。何語で書かれているかすら分からない約600年前の謎のに、カナダの研究者2人がAI人工知能)を使って挑戦し、解読方法を発見したと主張している。 その論文が掲載されたのは、学術誌「Transactions of the Association of Computational Linguistics」。だが、手稿の内容はまだ謎に包まれており、他の研究者たちは懐疑的だ。 ボイニッチ手稿とは?

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    yahihi 2018/02/06
  • 蚊は叩こうとした人を覚えて避ける、はじめて判明

    血を吸う蚊。(Photograph by Joel Sartore, National Geographic Creative) 今度、蚊が血を吸おうと腕に止まっているのを見つけたら、絶対によく狙った方がいい。もし叩き損ねたとしても、その蚊が次にあなたを狙わなくなる可能性があるからだ。(参考記事:「蚊と人間の終わりなき戦い」) 蚊に刺されそうなときに叩くと、蚊は死にそうになった体験とその人の匂いを結びつけて覚え、将来その人を避けられるようになるという研究結果が発表された。1月25日付けの学術誌「Current Biology」に掲載されたこの論文は、刺す相手についての学習能力が蚊にあることをはじめて示したものだ。(参考記事:「【動画】なぜ逃げられる? 蚊が飛ぶ瞬間の謎を解明」) 「パブロフの蚊みたいなものです」。論文の主要な筆者であるジェフ・リッフェル氏は、合図があると条件反射でヨダレを出

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    yahihi 2018/01/30
  • 【動画】湖の底で3000年前の要塞を発見、トルコ

    トルコ東部、イランにも近い位置にあるトルコ最大の湖ワン湖(ヴァン湖)は、一見ほかの湖と同じように見える。美しい青色の湖面は多くの観光客を集め、周辺の町を潤している。だが、その湖の底には、何千年も知られることのなかった別の町が隠れていた。(参考記事:「【動画】湖底に沈んだゴーストタウンが出現」) 遺跡が見つかったのは、ダイバーたちのチームとワン百年大学の考古学者らが、湖の潜水調査を行っているときだった。 ダイバーチームを率いたタフシン・ジェイラン氏は、トルコのアナドル通信社に対して、この地域に詳しい考古学者からは、見つかるものはほとんどないだろうと言われていたことを明かしている。 チームはそれでも、水中に古代遺跡が存在するという地元の噂を信じて、調査を行うことにした。ジェイラン氏は地元メディアに対し、遺跡はほぼ1キロメートルにわたって広がっていると話している。3~4メートルほどの要塞の壁を目

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    yahihi 2017/11/20
  • 太古の巨大カワウソ、水辺の支配者か、最新研究

    現在の中国南西部にすんでいた大型のカワウソSiamogale melilutra。沼地の水生生物をべていたと考えられる。(ILLUSTRATION BY MAURICIO ANTON) およそ600万年前、現在の中国南西部にある沼地を、体重が50キロもある巨大なカワウソがうろついていた。(参考記事:「動物大図鑑:オオカワウソ」) カワウソの仲間のラッコは石を使ってウニを叩き割るが、この古代生物は、貝殻を直接噛み砕けるほどの強力な顎の持ち主だったかもしれない。(参考記事:「動物大図鑑:ラッコ」) 猛獣並みの大きさと強さを誇るこの動物はサイモゲール・メリルトラ(Siamogale melilutra)。先史時代に生きていたカワウソの祖先だ。中国の雲南省で発掘され、2017年初めに新種として発表された。 その後、この動物の下顎の骨が詳しく調べられた。噛み砕くのに適した強力な顎と歯を持っており、

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    yahihi 2017/11/14
  • 「キリストの墓」数世紀ぶりに開けられる

    エルサレムの聖墳墓教会内で、イエス・キリストの遺体が安置されたという石墓を囲んで建てられた聖堂「エディクラ」の修復作業が行われている。(PHOTOGRAPH BY ODED BALILTY, AP FOR NATIONAL GEOGRAPHIC) イスラエルのエルサレムで、キリストの墓と伝えられる石墓の覆いが数世紀ぶりに取り外された。この墓はエルサレム旧市街の聖墳墓教会内にあり、遅くとも西暦1555年から、おそらくそれよりも何世紀も前からずっと、大理石の板で覆われていた。(参考記事:漆喰の下に12世紀のモザイク画を発見、聖誕教会) 修復プロジェクトの協力者で、米ナショナル ジオグラフィック協会付き考古学者のフレデリック・ヒーバート氏は、「石墓を覆う大理石の板を取り除くと、下に充填材が詰めてあって、その量の多さに驚きました」と言う。「科学的分析にはかなりの時間がかかるでしょうが、ついに、キリ

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    yahihi 2016/10/31
  • アマゾンで「沸騰する川」を発見

    川の水の温度は最高で94℃に達する。沸点には少し届かないが、卵をゆでるには十分で、川に落ちた生き物の命を奪う。(PHOTOGRAPH BY ANDRES RUZO, NATIONAL GEOGRAPHIC) まるで地球の中心から湧き出しているように「沸騰する川」が、そこに落ちた生き物すべての命を奪う…。ナショナル ジオグラフィックが支援する若き研究者アンドレス・ルソ氏は、ペルー人の祖父からこの話を聞かされた。果たして、この話は真実なのか。地球物理学者になった彼は、そうした川の存在を科学によって説明できるかどうか確かめようと決意した。ルソ氏の著書『In The Boiling River: Adventure and Discovery in the Amazon』(沸騰する川:アマゾンでの冒険と発見)には、この謎を解き明かすため、ペルーのジャングルの奥深くに分け入った体験が詳述されている。

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    yahihi 2016/03/26
  • 謎の古代文明の遺跡、最後の悲劇物語る遺物が続々

    「死者の姿」に見える彫刻の付いた器。考古学を学ぶ大学院生のアナ・コーエン氏が、発掘現場の中央部で作業を進める。ここから石でできたコンドルを囲むように儀式用の器が見つかった。(PHOTOGRAPH BY DAVE YODER, NATIONAL GEOGRAPHIC) まだ謎が多く、文明の名前も定まっていない先コロンブス期におけるホンジュラスの古代都市の遺跡から、貴重な石の遺物がこの数カ月でいくつも発見された。米国とホンジュラスの合同考古学者チームが、「ジャガーの街」と呼ばれる現場の中央にある大きな土塁の基礎部分から、200以上の彫刻物を発見したのだ。(参考記事:「中米ホンジュラス 密林に眠る伝説の都」) 遺物は同国東部のカタカマス近郊にある研究所にヘリコプターで運ばれていった。遺物の研究・保管のため、先ごろ開設された施設だ。(参考記事:「謎の古代文明の遺跡、ホンジュラス政府が保護へ」) 「

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    yahihi 2016/02/15
  • シベリアで氷河期の絶滅ライオン見つかる

    ロシアのシベリアにある氷河期の永久凍土層から、凍った状態のホラアナライオンの子どもが複数体発見された。これほどの保存状態で発見されたのは、同種としては初めて。 公開された写真からわかるように、発見されたホラアナライオンのうち少なくとも1頭は、毛皮までそのまま保存されていた。このサンプルは、少なくとも1万年以上この状態だったことになる。(参考記事:「アイスマンを解凍せよ」) 「私の知る範囲では、先史時代のネコ科の動物がこのレベルの保存状態で発見されたことはありません。つまり、これは当に驚くべき発見です」と言うのは、ネコ科の化石を専門とする米デモイン大学のジュリー・ミーチェン氏だ。 CAVE LION found with skin and fur. AMAZING!!!!! (Image Academy of Sciences of Yakutia) https://t.co/K882HR

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    yahihi 2015/11/02
  • 21世紀中に解明されそうな古代ミステリー7つ

    ホンジュラスの熱帯雨林の奥地で昨年、LiDARスキャナーを持った考古学者が、失われた都市の遺跡を発見した。LiDARは、レーザー光を使ってジャングルの林冠の下を探査する技術だ。このような新技術の登場により、「探検の新時代」が訪れている。(PHOTOGRAPH BY DAVE YODER, NATIONAL GEOGRAPHIC) ナショナル ジオグラフィック協会が初めて考古学者に支援金を出したのは、1912年のこと。支援を受けたハイラム・ビンガム氏は、当時の最新技術であるコダックのカメラを持って、マチュピチュへと旅立った。あれから100年の間に、驚くほどのツールが登場した。人間の目に見える波長を超えて「見る」ことができるリモートセンシング装置や、人間がやれば1000年はかかる計算を一瞬でこなすコンピューターなどだ。 協会フェローの考古学者、フレデリック・ヒーバート氏は言う。「ナショナル ジ

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    yahihi 2015/09/16
  • ここまで鮮明に! 冥王星の写真の変遷を見てみよう

    ハッブル宇宙望遠鏡による初めての冥王星写真 1994年、冥王星とその衛星カロン(右)を撮影したものとしては当時最も鮮明な写真だった。ハッブル宇宙望遠鏡の微光天体カメラによる画像で、2つの天体がはっきりと写っているが、その他はほぼ何も見えない。(PHOTOGRAPH BY DR. R. ALBRECHT, ESA/ESO SPACE TELESCOPE EUROPEAN COORDINATING FACILITY; NASA) NASAの探査機「ニューホライズンズ」は、日時間の7月14日午後9時ごろ冥王星へ最接近した。それから数時間に渡って、探査機は旋回しながら7台の機械をフル回転させ、冥王星と5つの謎多き衛星の観測を行った。 1930年にクライド・トンボー氏が初めて発見した当時の冥王星は、おびただしい数の星々にまぎれて小さく光るひとつの点だったのが、技術の進歩により、画像は次第に鮮明なも

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    yahihi 2015/07/17
  • スキタイの黄金の埋葬品を発掘、「世紀の大発見」

    バケツ型の器が2つ、杯3つ、指輪1つ、首輪2つ、腕輪1つ。ロシア南部にあるスキタイ人の墳丘墓から発見された純金の埋蔵品の数々だ。(Photograph by Andrei Belinsky) ユーラシア大陸の広大な草原をおよそ千年間にわたって支配した騎馬民族。彼らは古代ギリシャ人やペルシャ人を恐怖で震え上がらせたが、都市や住居の痕跡は一切存在せず、今はただモンゴルから黒海にかけて広がる草原にクルガンと呼ばれる墳丘墓が点々と残るのみ――。 ロシア南部のカフカス山脈にあるそのクルガンから、このほど興味深い発見が報告された。見つかったのは、騎馬民族のなかでもギリシャの歴史家ヘロドトスがさまざまな偉業と麻薬の儀式について書き残した勇猛にして謎の人々、スキタイの黄金の埋葬品だ。 「これは世紀の大発見です。これまでに一帯で発見された中でも、とりわけすばらしい逸品です」。ドイツ、ベルリンにあるプロイセン

    スキタイの黄金の埋葬品を発掘、「世紀の大発見」
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    yahihi 2015/05/28
  • ヘビ毒の万能解毒剤を発見か、血清とは別

    ヘビ毒への免疫をもつキタオポッサム(カリフォルニア州モントレー湾で撮影)。(Photograph by Sebastian Kennerknecht, Minden Pictures/Corbis) 見たところあまり賢そうではないオポッサムだが、その血液が世界中のヘビ毒に効くかもしれないという研究結果が報告された。 カリフォルニア州、サンノゼ州立大学の研究チームは、北米に生息する有袋類オポッサム(フクロネズミ)の血液中に含まれるペプチド(複数のアミノ酸からなる分子)に、ヘビ毒を中和させる効果があることを突き止めた。マウスを使った実験で、米国に生息するニシダイヤガラガラヘビ(学名:Crotalus atrox)とインドのラッセルクサリヘビ(学名:Daboia russelii)の毒を無毒化させることに成功した。 「ヘビ毒を注入されたマウスにペプチドを注射したところ、中毒症状が全く現れませんで

    ヘビ毒の万能解毒剤を発見か、血清とは別
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    yahihi 2015/03/26
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