集団的自衛権なんぞなくても自分の国は自分で守る。デモ行進する民族派。=6日、渋谷区宮下公園近く 写真:島崎ろでぃ= 「いつ(米国の)植民地をやめるんですか」。山本太郎議員の追及(8月19日参院安保特委)で、アメリカがこの国の基本政策を決めていることが、改めて公知の事実となった。 日本の自主独立を目指す民族派右翼が、きょう、安保法案の廃案を訴えて安倍首相の私邸(渋谷区富ヶ谷)にデモをかけた。(主催:対米自立・民族自決デモ実行委員会) 官邸前で訴えても記者クラブと寿司屋に出かけて不在であるため安倍首相の耳に届かないからだ。 一水会の木村三浩代表は、きょうのデモの意義を次のように語った― 「アメリカは無謀なイラク戦争でガタガタになった。その総括もせずに日本に肩代わりさせようとしている。安倍さんはそれに乗ってはならない」。 日の丸を翻しながら行進するデモ隊のコールが渋谷の高級住宅街に響いた。 「米