トルコの首都アンカラの中心部で車に積まれた爆弾が爆発してこれまでに37人が死亡し、トルコの治安当局は、政府が軍事作戦を進めるクルド系組織などのテロ組織が関与した可能性があるとみて、捜査を進めています。 また、当初125人が病院に運ばれたとしていましたが、最新の発表では少なくとも71人がけがをしたということです。 事件のあと、これまでのところ犯行声明などは出されていませんが、トルコの一部メディアは、当局者の話として、これまでもアンカラなどでのテロ事件を繰り返し、トルコ軍が軍事作戦を進めるクルド系組織などのテロ組織が関与した可能性があると伝えています。 首都アンカラで大規模なテロ事件が起きたのは、去年10月と先月に続いて3回目で、トルコ国内では、首相府などにも近い首都の中枢で警戒を強化していたさなかの事件に衝撃が広がっています。 トルコのダウトオール首相は急きょ、外国訪問を延期して事件への対応