東京ダウンタウンストリート1980's 1980年代初頭に撮影した東京の町並み、そして消え去った過去へと思いを馳せる。 ある浮世絵師の遺産~高見澤遠治おぼえ書 高見澤たか子著 東京書籍刊 「東京・遠き近く」の紹介記事を書き続けているが、これを書くために改めて読み返し、紹介されている書籍を読んでということを繰り返していると、近藤信行氏に講義を受けているかのような気分になれる。そして、それ以上に知らずにいた興味深い書籍に出会えることが非常に有り難い。今では絶版になっている書籍が多いのだが、図書館で探し、地元でなければ他の区から取り寄せたりといった手段で読むことが出来ることが多い。この本もそう行った手段で読むことが出来たのだが、読み終えてどうしても手元に欲しくなり、古書で探して手に入れることが出来た。これまでそういった経緯で欲しいと思っても、内容の濃い書籍は古書の価格も高くなりがちで、この本もそ
江戸時代にも夢占いが行われていたようで、このような版本も出版されました。本書の最大の特徴は、絵を中心に夢の吉凶が書かれていることです。ユーモアあふれる挿絵をお楽しみ下さい。 なお、ここに取り上げた夢占いには、差別的な表現や絶望的な占い結果が一部ありますが、資料翻刻の性質上そのまま掲載しています。 目次はこちら。 表紙 題箋は後補のようで、肉筆で「絵解善悪夢はんじ」と記されています。 見返し 見返しには次の様に記されています。 安政四丁巳歳新刻 松川半山画図 夢合長寿鑑絵抄(ゆめあわせちょやうじゆかがみえせう) 浪華書肆 積玉圃 序文 【読み下し】 夢合長寿鑑絵抄序(ゆめあわせちやうじゅかがみえしょうじょ) 周礼(しうれい)にいわく、六夢(りくむ)とて夢に六つあり。一に正夢(せいむ)、二に〓夢(がくむ)、三に思夢(しむ)、四に寤夢(ごむ)、五に喜夢(きむ)、六に懼夢(くむ)という、是は皆その
「月刊NDLデジコレメタデータWatch」第24号(2周年!)。今月も国立国会図書館デジタルコレクション(以下、NDLデジコレ)の変動を追ってみた。 国立国会図書館デジタルコレクション書誌メタデータ 2016年5月の変動 NDLデジコレのメタデータについて、2016年5月1日から2016年5月31日までに変更のあったレコードは22,771件であった*1。 4月末時点のデータにおいては、「資料種別」*2が「図書」であるもののうち、「著作権に関する情報」*3に「インターネット公開」を含むものは350,917件であったが、5月31日までの更新を適用したデータにおいては350,998件となっており、81件増加している。 資料種別が「図書」であるものについて、資料数内訳は以下の通りであった。 著作権に関する情報 (dcterms:rights) 4月末 5月末 差 インターネット公開(許諾) 772
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20140526-OYT1T50141.html 英国の女性絵本作家で、人気絵本「ピーターラビット」シリーズの作者、ビアトリクス・ポター(1866〜1943年)の少女時代の水彩画に、幕末の浮世絵師が手がけた絵手本(えでほん)が描かれていることが分かった。 http://www.yomiuri.co.jp/culture/20140526-OYT1T50141.html 日本とのなじみの深さが今回改めて判明したわけですが、この「ピーターラビット」も意外と早く日本に紹介されています。 松川二郎「悪戯な小兎」(『日本農業雑誌』第2巻第3号、1906年11月5日)です。 エロプシーと言ふのを、人間の言葉になほしますれば、駈落者といふ意味で、モプシーは終始ふて口をして居る仏頂面、コツトンテールは木綿の尾、ペターは旋毛曲の我儘者と言ふ事
英国の女性絵本作家で、人気絵本「ピーターラビット」シリーズの作者、ビアトリクス・ポター(1866~1943年)の少女時代の水彩画に、幕末の浮世絵師が手がけた絵手本(えでほん)が描かれていることが分かった。 ポターを研究する河野芳英・大東文化大教授が特定した。 水彩画は1880年頃のものとされる。A4判サイズの画用紙に、貝殻などとともに、「東海道五拾三次(ごじゅうさんつぎ)」で知られる歌川広重の弟子で娘婿だった二代歌川広重(1826~69年)の絵手本「諸職画通 三編」の表紙が描かれていた。 河野教授は1999年に英ビクトリア・アンド・アルバート美術館で水彩画を見つけ、表紙に漢字が書かれていることから、どの本なのかを調査。今年になって、日本の古書店で「諸職画通 三編」を入手し、字体などの特徴が一致することから特定した。 絵手本は様々な画題を描いた絵の教科書で、江戸時代から明治時代には多くの浮世
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