クリントン国務長官が一昨日の講演で、最近の会談で中国側が「ハワイの領有権を主張出来る」と発言した事を明らかにしたという、またもや中国らしい仰天ニュースが産経新聞に報じられている。 これは文脈的には11月20日のカンボジアでの第7回東アジアサミットで行なわれたと見られる米中高官の会談でのやり取りだと思われる。 クリントン長官によれば、中国側が「ハワイの主張をする事も出来る」と発言した事に対し、長官は「やってみて下さい。我々は仲裁機関で領有権を証明する。これこそあなた方に求める対応だ」と応じたという。 その質疑応答においてクリントン長官は、国際社会において国際ルールを守るように中国に関して働きかけている事、南シナ海問題に米国は直接タッチしないがASEAN諸国の努力を支持する事、(太平洋) 地域の安全を脅かす領有権主張は米国としては容認出来ない事、そしてそのためには立ち上がって声を上げていかなけ