神戸市東灘区の市街地を流れる住吉川下流で、国特別天然記念物の在来種とみられるオオサンショウウオが1匹見つかった。今回発見されたほぼ同じ場所で、3年前にも目撃情報があった個体と特徴が似ているという。専門家は「都市河川でよく3年も生きてこられたと率直に驚いている」と話す。 ■タマちゃん級か 13日午後11時ごろ、同区に住む自営業の津和敏夫さん(37)がウオーキングの合間に川の生き物を観察していて気付いた。人のひざ下程度の浅い川底で小魚を食らう大きな生き物。茶色っぽくて、体長は70センチほどだった。 津和さんは慌ててスマートフォンで撮影。素早く頭を振る姿を見て襲われる危険を感じ、近づかないようにしたという。「多摩川でアザラシのタマちゃんが見つかったのと同じぐらいの衝撃だった」と振り返る。 ■ほぼ同じ場所で2度 旧神戸市立須磨海浜水族園(来年6月に新水族館が開業予定)には2020年、ほぼ同じ場所で
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