新型コロナワクチン供給に不透明感 契約変更、出遅れ響く 2021年01月23日07時20分 新型コロナワクチンが日本国内でいつごろまでに確保できるのか不透明感が増してきた。当初は米製薬大手から6月末までに一定量が届くことになっていたが、正式契約で「年内」に変更となったためだ。各国とのワクチン開発競争での出遅れも響いている。 ワクチン供給日程、白紙に 全国民分「6月までに」が一転―政府 厚生労働省は20日に米製薬大手ファイザーから年内に約7200万人分(約1億4400万回)の供給を受けることで正式契約したと発表した。基本合意では6月末までに6000万人分(1億2000万回)を確保できるはずだった。 契約の変更は確保のスケジュールが当初より遅れる可能性を示しており、政府内では「調達時期が見えにくくなった」(厚労省幹部)との受け止めが出ている。 開発をめぐり、国内では塩野義製薬などが臨床試験(治
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