さっと @sattosatto900 猟師です。北海道のバイク乗り。ニコニコ動画の車載、釣り、料理動画好き。トレーサー900GT乗り。競る芸(@GSR250sergey)様にイラスト化して頂きました
森で死んだものの遺体を、自然はどのように処理しているのでしょうか? 東京農工大学大学院、米イリノイ大学(University of Illinois)の共同研究チームは、森林内にニホンジカの死体を設置し、どのスカベンジャー(死肉食動物)が、どれくらいの時間で発見できるか、また、死体が消失するまでにどの程度かかるかを調査。 その結果、最初に死体を発見するのは哺乳類で、特に、タヌキが最も早くシカを見つけることが明らかになりました。 嗅覚に優れた哺乳類は、死体をすばやく発見、分解することで、有害な病原菌の発生から日本の森林生態系を守っているようです。 研究の詳細は、2022年9月30日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されました。
【はじめに】 「山で熊に襲われる」 それは山に入る人なら誰もが意識したことはある”最悪の事態”の1つである。でもそんな経験をしたことがある人はほぼいない。それどころか自分の周囲に熊に襲われたことのある人がいる、という人さえほぼいないだろう。期せずしてレアな体験をした。 今回この体験を書こうと思ったのは「熊に襲われた人しか知らないこと」という発見がたくさんあったからだ。たとえば… 『至近距離で熊に出会ったら熊スプレーは無意味』 『熊に襲われて大怪我をすると実名報道される』 などなど… そして何より重要なのは今回の熊被害は防げた可能性があるということ。登山やキャンプ、釣りなどで山に入る皆さんが僕のように熊に襲われることのないよう、どうすべきだったか反省と熊に襲われて分かった事を記しておく。 【熊に襲われてこうなった】まずはじめに、熊に襲われた結果どうなったか。結論を書いておこう。 ①大怪我で1
米アラスカ州ノーム近くにある採掘キャンプ。米沿岸警備隊提供(2021年7月16日撮影)。(c)AFP PHOTO /US COAST GUARD 【7月23日 AFP】米アラスカ州の荒野で1週間にわたって野生のハイイログマ(グリズリー)の襲撃をかわし続けた男性が発見・救助された。米沿岸警備隊が明らかにした。 沿岸警備隊によると、アラスカ西海岸上空を定期飛行中のヘリコプターが16日、小屋の上に書かれた「SOS」の文字を発見した。調査のために引き返したところ、空に向かって手を振る男性に気付いた。「着陸後、本人と接触した。男性は数日前にクマに襲われ、治療を求めていた」 男性は、クマに襲われ足と胴を負傷したと当局に語った。クマは男性につきまとい、1週間毎晩キャンプ地にやって来たという。 男性は近くの町ノーム(Nome)に搬送されて治療を受け、快方に向かっているという。男性がノームに戻らなかったため
ザトウクジラは大気中の二酸化炭素を取り込み、死んだ後は海底に沈んで炭素を隔離する。クジラ1頭の経済的価値は、生涯で数百万ドルに上る可能性がある(PHOTOGRAPH BY GREG LECOEUR, NAT GEO IMAGE COLLECTION) クジラが人類に提供する「生態系サービス」の価値は、1頭当たり200万ドル(約2億1500万円)とする試算を、国際通貨基金(IMF)の経済学者らが同基金の季刊誌「Finance & Development」のオンライン版に発表した。 巨体でカリスマ性のあるクジラの保護は、自然を守りたい個人や政府がやっている慈善事業のようなものと考えられがちだ。IMF能力開発局の副局長ラルフ・チャミ氏が率いる経済学者のチームは、そうした人々の意識を変えたいと願い、クジラがもたらす恩恵を金銭的価値に換算するという初めての試みに取り組んだ。
8月のある夜明け、南アフリカ共和国のサビサンド動物保護区で、リカオンの群れがインパラを仕留め、獲物をむさぼっていた。「こっちにもあるよ」と、1匹が獲物を置いたまま仲間を呼びに行った瞬間だった。 1匹のハイエナが草やぶから忍び寄り、インパラにかぶりついた。直後、リカオンたちが群れで戻ってきてハイエナを追い払う。と思いきや、今度はハイエナが護衛付きで現れた。背後には少なくとも5匹のハイエナが控えている。(参考記事:「【動画】母親ゾウ、リカオン集団からわが子を守る」) これは生きるための戦い。結局、どちらがごちそうにありつくのだろう? 似ているが違う 今回の貴重な映像は、動物保護区内にある民間のロッジに宿泊していたロディー・ワトソン氏が撮影した。「太古から変わらない、動物たちの営みです」と、ボツワナに拠点を置くグレート・プレーンズ・コンサベーション財団の最高保護責任者で、獣医師でもあるマーカス・
大空を舞い、恐ろしいまでの狩猟スキルで捕食のトップに立つ魅惑の猛禽類、ハクトウワシ。前回、ハクトウワシとカモメたちの空中戦の様子をお伝えしたが、今回もまたすごかった。 先日、アメリカのワシントン州で野ウサギをくわえた幼いキツネを上空からハクトウワシが急襲する姿が目撃された。 ハクトウワシはキツネごと空中に持ち上げ、最終的にキツネだけを落とし、お目当ての野ウサギを奪い取り去って行った。 これこそが自然界における弱肉強食なのだ。 Fox Kit and Eagle キツネの獲物を狙ってきたハクトウワシ この動画は今月5月22日、アメリカのワシントン州サン・ホアン島国立歴史公園を訪れていた写真家のZachary Hartjeさんが撮影したものだ。 ウサギを狩って得意げな幼いキツネにハクトウワシが猛接近! キツネごと上空に持ち上げる。 この画像を大きなサイズで見るimage credit:yout
(CNN) 米ジョージア大学の再生生物科学センターが、絶滅の危機に瀕した大型ネコ科動物の遺伝子を凍結保存する「冷凍動物園」の計画を進めている。 計画では、麻酔をかけた動物の皮膚から細胞を採取し、初期化遺伝子を導入して幹細胞を作製。この幹細胞から精子や卵子を作り出す。 既にブタの幹細胞からの精子の作製には成功しているといい、大型ネコ科動物は生物学的構成の解明が進んでいることから、成功する可能性が大きいと判断した。 研究チームはアトランタ動物園の協力を得て、2010年に死んだスマトラトラ「ジャラル」と、13年に死んだウンピョウの「モビー」の細胞を採取済みだという。車にはねられるなどして個体数が減少しているフロリダピューマも、いずれ繁殖の対象に加えたい意向。 採取した細胞は液体窒素のタンクに保管して、幹細胞の作製に備える。理論的にはたとえ200年たっても遺伝子は生き続け、精子や卵子になる幹細胞を
宇宙生物かクトゥルフ神話の生き物か――奇妙な海の生物がアフリカのアンゴラで撮影されました。 体から糸のようなものがたくさん出ているこの生き物、多数の個体が群体でクラゲを構成する「クダクラゲ」の一種「Bathyphysa conifera」。無人探査機で調査をしているSERPENT Projectが水深1325メートルで撮影しました。珍しい生き物なのだそうです。 (画像:SERPENT Project) 発見した調査チームは、この生き物に「フライングスパゲッティモンスター」というあだ名をつけたとのこと。確かに、動画を見るとスパゲッティが絡まりあった塊のようなものがふわふわと飛んでいるようにも見えます。 (画像:SERPENT Project) advertisement 関連記事 こりゃでっかい 6メートルの大型サメの映像が公開される 「Deep Blue」と呼ばれ、これまで撮影された中で最
愛らしい表情を見せるハイイロアザラシ。海の人気者が、実際は「情け容赦のない捕食者」という証拠が相次いでいる。(Photograph by Brian J. Skerry, National Geographic) 一見、ほのぼのした光景だった。2013年、北海に浮かぶドイツ領ヘルゴラント島。沖で2頭のアザラシがふざけ合っているらしく、そのうち波の下へ潜っていった。間もなく、不気味な赤い色が波間に広がった。2頭が再び水面に現れたとき、大きい方のアザラシがもう一方のアザラシの皮をはぎ、食べていたのだ。 「2頭は遊んでいるとばかり思いました」。環境コンサルティング会社「IBLウンヴェルトプランノン」の海洋生物学者セバスチャン・フアマンは振り返る。同氏が撮影した、襲われる若いゼニガタアザラシの写真は、『Journal of Sea Research』誌の2015年3月号に掲載される予定だ。「最初見
最初のネコ科の動物が現れたのは始新世のことであり、4000万年も昔と言われている。人間にとってもっとも身近な種であるイエネコが飼われ始めたのは約1万年前からとされている。 ネコ科の全ての種は捕食動物(プレデター)であるため、狩りに適した身体的特徴をもつ。ところが、野生に生きる猫たちのほとんどが何らかの理由によって絶滅の危機に瀕しているという。ここではそんな絶滅の恐れのある猫たち26種を見ていくことにしよう。 1. アジアチーター この画像を大きなサイズで見る アジアチーターはかつて、中東から中央アジアにわたって広く生息し、狩りのパートナーとして多く飼育されたりもしていた。 しかし近代の工業化に伴って、生息地は破壊され、家畜を襲う害獣としての駆除対象となり、またその美しい毛皮を狙った密漁が絶えず、現在はイラン高原にわずか70頭から110頭ほどが生息しているのみだ。 2. ユキヒョウ この画像
井の頭自然文化園で現在12頭展示しているフェネックは、世界で一番小さいキツネのなかまです。おとなでも体重は1キロ前後しかありません。体温調節に役立つ大きな耳や、砂の上も歩けるように毛でおおわれた足の裏など、暑い砂漠でのくらしに適応した身体をしています。 そんな砂漠でくらす野生動物としてのフェネック本来の姿を皆さんに見てもらいたいと思い、今回、放飼場を改修しました。外国の動物がくらす環境を完全に再現することはできませんが、手に入るものでなるべく自然に近づけた展示になるよう工夫しました。 新しく入れた砂漠風のベージュ色の砂は、ゴルフ場のバンカーや水処理の濾過に使うために輸入されている韓国産の「珪砂」です。植え込み内と運動場のまわりは、サハラ砂漠の約70パーセントを占めるという「礫砂漠」(れきさばく。2ミリ以上の粒で覆われた砂漠)の雰囲気を出すため、岐阜産の茶色い「チャート砕石」を敷き詰めました
サーフィンをしていたらアザラシが乱入してきた――そんな珍事件が8月上旬、英ノーサンバーランド州の沖合で発生しました。YouTubeに当時の映像が公開されています。 サーフィンしてたら 珍客が よいしょよいしょ どや 仲良し 投稿者はマシュー・スタンレーさん。アザラシに遭遇したサーファー本人で、映像はGoProで撮影しました。サーフィンを楽しんでいるマシューさんが横からきた波で転倒すると、そこに突如アザラシが現れます。まだ子どものようで、怖いもの知らずなのかサーフボードに近づくとそのままぐいぐいと乗り込んできます。すべって落ちてもまたチャレンジするなど、サーフボードがすっかり気に入った様子。マシューさんたちも思わぬ珍客にニッコリ笑顔で対応していました。 動画は約2分あり、微笑ましい交流が収められています。マシューさんはBBCの取材に対し、「一生に一度の経験だよ」などとコメントしています。 (
突然、動物がゾンビのようになってしまったかのような写真だが、もちろん違う。ハイスピードカメラの技術のおかげで、動物の瞬膜がおりる瞬間を撮影することが容易となった。 瞬膜とは、まぶたとは別に眼球を保護・保湿する透明または半透明の膜のことで”第三眼瞼”とも言う。瞬きをするとき、目の内側から瞬間的に出てくるため「瞬膜」と呼ばれる。 両生類や魚類の一部(サメの仲間)、及び鳥類、爬虫類は発達した瞬膜をもつが、哺乳類では瞬膜が痕跡器官となっている種も多いが、鰭脚類(アシカやアザラシの仲間)、ホッキョクグマ、ラクダなどには完全な瞬膜がある。霊長類では、キツネザルやロリス以外はしっかり瞬膜があるものは珍しい。瞬膜は極めて重要な器官で、鳥は自由に瞬膜を動かすことができる。 この画像を大きなサイズで見るImage Credit Flickr User Lip Kee この画像を大きなサイズで見るImage C
アナホリフクロウは、南北アメリカ大陸に広く分布する、草原、農地などの開けた地域を好むフクロウの仲間。全長24?程度と小柄ながら、陸上ではひょこひょこと全力疾走、もちろん空を飛ぶことも自由自在。フクロウの中ではめずらしく昼型で、地下の巣穴に暮らしているんだ。
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