第6世代戦闘機の技術を転用してパワーアップ。 次世代機開発に敗れたロッキード・マーチンの新プラン アメリカの航空宇宙企業であるロッキード・マーチンは2025年4月22日、次世代航空支配(NGAD)での技術をF-35シリーズに移転する方針を発表しました。 拡大画像 アメリカ空軍のF-35A(画像:アメリカ空軍) NGADとはアメリカ空軍の第6世代戦闘機を開発するプロジェクトですが、このコンペティションに同社は敗れ、ボーイングがF-47を製造することが決定しています。 22日に行われた同社の第1四半期決算発表では、NGADの結果に異議を唱えないことと、F-35をNGADで培った技術を転用し、第6世代機の能力の80%を引き出せる機体を50%のコストで実現するという構想がジム・タイケットCEOによって発表されました。 タイケットCEOはこのアップグレード計画を「F-35の機体を『フェラーリ』に変え
