ボタンを押して薬を噴射し、長時間にわたって部屋などの虫よけを行う、ワンプッシュ式の虫よけ剤について、顔にかかって痛みが出たなどという相談が寄せられていることから国民生活センターが注意を呼びかけています。 ワンプッシュ式の虫よけ剤は、ボタンを1回押すと半日から1日分ほどの薬が噴射され、部屋などの虫よけを行うもので、最近、人気が高まっているということです。 ところが、この虫よけ剤を使用した際、顔にかかってやけどのような痛みが出たとか、吸い込んでせきが出たなどといった相談が、おととし以降、全国の消費生活センターに寄せられるようになったということです。 相談を受けて、国民生活センターが市販されている5つの製品を床面に置いて噴射する実験を行ったところ、すべての製品で、5歳児の顔ほどの1メートル余りの高さまで薬が広がることが分かったということです。 このため、国民生活センターは、ワンプッシュ式の虫よけ