国際宇宙ステーションに物資を届ける役目を終えた日本の宇宙輸送船「こうのとり」の6号機が日本時間の28日未明、国際宇宙ステーションから切り離されました。「こうのとり」は、これから1週間、深刻化する「宇宙ごみ」を取り除くために開発中の新しい技術の実験に臨みます。 輸送を終えた「こうのとり」は、日本時間の28日午前0時45分ごろ、ロボットアームを使って国際宇宙ステーションから切り離され、単独での飛行を再開しました。 「こうのとり」は、これから1週間、深刻化する「宇宙ごみ」を取り除くために開発中の新しい技術の実験に臨みます。 実験は、宇宙空間に金属製のワイヤーを700メートル伸ばし電流を流すというもので、地球の磁場と影響しあうことで、進行方向とは逆方向のブレーキをかけるような力を得ることを目指しています。 JAXAでは「宇宙ごみ」にワイヤーを取り付け電流を流すことでスピードを落とし、大気圏に落下さ