2006年2月11日、私はかなり久々の体験をした。 その体験とは、廃隧道を発見するというもの。 いやいや、廃隧道自体は毎年たくさん発見しているのだけれど、今回の発見は、正真正銘の発見。 つまり、事前情報一切無しの、ラッキーパンチ、まぐれ発見というわけ。 思えば、一昔前なら山チャリで適当に走り回っているうちに廃隧道を発見するという体験はそこそこあったが、当然一度発見した隧道を二度発見できるわけもなく、しかも「全国隧道リスト」などという強力な事前情報を手に入れてしまうに至り、道路隧道に関してはほぼ、まぐれ発見というのが無くなって来ていた。 そんな最中、既に通ったことのある道で今まで気が付かなかった廃隧道を発見したのだから、まだまだ油断は出来ぬと気を引き締めた次第なのである。 そんな発見劇の舞台は、本州最大の街、岩泉。 国道340号線と455号線の重要区間内でのまさかの発見であった。 今回の発見