米オバマ政権は軍事ばかりでなく金融面でも増長する習近平政権に対し、絶縁状を突きつけている。 それを物語るのは、王岐山党中央常務委員(66)に対する「捜査」である。王氏は党中央規律検査委員会トップで、党幹部の不正蓄財一掃をスローガンにする習近平主席の片腕である。2008年9月にリーマン・ショックが起きると、ワシントンとの間で米中協調を話し合った。オバマ政権やニューヨーク・ウォール街でも高い信頼を得ているとみられていた。ところが、ワシントンの態度は一変した。 きっかけは、今年2月初旬に表面化した米金融大手、JPモルガン・チェースに対する米海外腐敗行為防止法(FCPA)違反容疑である。同法は、米企業による海外での贈賄を禁じている。米司法省と証券取引委員会(SEC)は、捜査の過程で、モルガン幹部と党幹部の間でやりとりされたEメールなどの通信記録を検証したところ、高虎城・商務相が商務次官を務めていた
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