統合失調症の治療における抗パーキンソン薬については過去ログのアキネトンのテーマに記載している。以下に1つだけリンクを挙げている。 今回は統合失調症の人に抗パーキンソン薬を併用すると言う趣旨とは異なり、治療にどのように生かしていくか、あるいはその考え方など、ちょっと風変わりな記事である。 統合失調症は子供や高齢者にはほぼ発症しない精神疾患である。例えば70歳の人に統合失調症に類似する精神病が発症したとしたら、ほぼ間違いなく統合失調症とは異なる精神疾患である。 しかし50歳くらいに初めて精神科病院に初診し、間違いなく統合失調症と診断される人がいる。これはたいてい40歳以前に既に発病しており、ひきこもりの状態で家族が精神科病院に連れていけなかったか、家族が敢えてそうしなかった事例が多い。 男性の場合、経過中、例えば警察沙汰などで警察官同伴で精神科病院に受診するケースが見られるが、女性の場合、そう
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