●2024年1-3月期の実質GDPが前期比年率マイナス2.9%に下振れ ●2024年1-3月期の下振れが2024年度見通しにも影響~ポイントは「ゲタ」~ ●7月「展望レポート」の2024年度実質GDP見通しは0.4%程度下振れか ●6月の鉱工業生産指数は前月比マイナス6%程度の減少となる見込み ●日銀の6月短観の業況判断DIはほぼ横ばい ※このレポートは、YouTube動画で視聴いただくこともできます。 著者の愛宕 伸康が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。 「日銀にまた逆風~「ゲタ」に変化、7月「展望レポート」24年度成長率見通しは下振れ必至~」 先週から5月鉱工業生産指数や日本銀行の6月短観など、重要な経済指標の発表が相次ぎましたが、とりわけインパクトの大きかったのが2024年1-3月期実質GDP(国内総生産)2次速報値の改定です。これにより日本銀行が7月末に公表する「展望