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陰謀論やフェイクニュースを見分けるには、どうすればいいのか。国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンさんは「世の中は答えのないことばかり。それなのに、日本ではクイズ番組のように『正解』を知りたがる人が多い。もっと考えることを心がけたほうがいい」という――。(後編/全2回)。 「優等生」ほど陰謀論にハマりやすい (前編から続く) ――前回のインタビューでは、モーリー・ロバートソンさんの2つのツイートへの反応から、紋切り型の発想から逃れられない日本のスタイル、SNSで拡散するポピュリズムの特殊性をうかがいました。 今のポピュリズムは1920年代のアメリカの黄禍論のような排外主義のテンプレートを持ちながら、かなり流動的で「感染力」も強い。薄く広く広がっていて「雲海」のような状態なんだけれど、自分の居心地が悪くなったものに対して向かっていってしまう。アメリカのQアノンのような陰謀論へのステッピン
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