さまざまな食べ物が世界中から集まる米国の西海岸で、日本の高級食パンが注目されている。もともとパンを食べる文化ではなかっただけに、日本のパンは欧米とは違う、独自の進化を遂げてきた。今後は、寿司とラーメンに次ぐ、新たな「日本食」の代表となるかもしれない。 米ロサンゼルスに駐在する英「ガーディアン」紙の記者が、噂の高級食パンを食べてみた。はたしてその評価は──。 1分で売り切れる「おいしすぎるパン」 金曜日の朝7時55分、私はいそいそとロサンゼルスに店舗を構える日本のパン専門店「銀座に志かわ」のウェブサイトを開いていた。なぜかって? 大人気の生クリーム入り食パンが、8時きっかりに販売開始されるからだ。 1斤18ドル(約2300円)の「に志かわ」の食パンは、決してリーズナブルとはいえない。だがその高い価格にもかかわらず、いつも数秒のうちに完売してしまう。 ロサンゼルスのグルメ通がレビューサイトに書
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く