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2019年1月17日のブックマーク (4件)

  • 細馬宏通『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』 - logical cypher scape2

    サブタイトルは「アニメーションの表現史」で、アメリカの初期アニメーションを取り上げ、当時の技術やアニメ以外の文化との関連から、なぜこのような表現になったのかについて書かれた。 各章の独立性が高く、比較的どの章からも読めるし、とっつきやすい。 タイトルにはミッキーとあるが、これは第七章の章タイトルでもあり、実はディズニーについて主題的に扱っているのはこの章だけである。 『愉快な百面相』から始まり、マッケイ、フライシャー兄弟、ディズニー、MGM、ワーナーの作品がそれぞれ取り扱われている。 「ミッキーはなぜ口笛を吹くのか」というのは、筆者の講義を受けていた学生が『蒸気船ウィリー』に対して抱いた疑問である。書はたびたび、現代のアニメーションに馴れた我々(学生たち)が、20世紀前半に作られた過去のアニメーション作品を見た際に抱く素朴な疑問を出発点としている。 大ざっぱにいうと、 1〜4章は、絵を

    細馬宏通『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』 - logical cypher scape2
  • nix in desertis:不安・死・性愛の画家

    都美のムンク展に行ってきた。前にムンク展があったのは2007年のことであるから,約11年ぶりの東京でのムンク展ということになる。もっとも,図録には「回顧展というべき規模のムンク展は,日では20年ぶり」というようなことが書いてあったので,11年前のものはカウントされていないらしい。確かに《叫び》が来ておらず,画業の全てを俯瞰するというよりも《生命のフリーズ》の装飾性についての展示になっており,正直よくわからなかったのが当時の感想である。まあ,よくわからなかったのはキュレーション半分,当時はまだあまり詳しくなかった自分の知識の足りなさ半分というところだろう。 そこへ行くと今回の展覧会は完璧で,約100点ながら,ムンクの画業をちゃんと追うことができる構成になっていた。代表作も《叫び》は当然のこととして,《不安》《マドンナ》《吸血鬼》と勢揃い。来ていなかったのは《思春期》くらいではないか。ムンク

  • 週刊税務通信 READER'S CLUB

  • いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 - hitode909の日記

    リソースが足りない状態の人間について研究した。そのリソースは時間だったり資金だったりする。 スラック、つまり余裕があることが大事で、100円のおやつとか買うとき、それによって財産が100円減ることを考慮する人は居ない、毎月使えるスラックから支払われることになる。しかし、当に切羽詰まってると、少しのお金を作るために借金し、次の入金は利子の返済に当てることになる。 人間、気になることがあると、判断に使うためにリソースを奪われていって、能力が下がっていく。貧しい状態の人は生まれ持った能力が低いわけではなく、お金や時間の心配をしていることで能力が下がっていくことが実験によって確かめられている。という。 現代日で考えると、テレビに繋いでるレコーダーが残り1時間とか3時間とかで、毎日、次の番組を録画するために、歌まつりを早送りで見続けたり、古いバラエティ番組を消すかどうかで議論したりして時間を

    いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 - hitode909の日記
    yamatonatu
    yamatonatu 2019/01/17
    “貧しい状態の人は生まれ持った能力が低いわけではなく、お金や時間の心配をしていることで能力が下がっていくことが実験によって確かめられている”