2020年02月27日10:00 カテゴリ教育社会一般 教育の構造的改革 高校入学試験がほぼ終わり、結果待ちの人も多いと思いますが、私の塾からも希望校合格の声が聞こえ始めています。めでたいことではありますが、一方で勉強の在り方にも考えるところがあります。 小学生高学年や中学生になると塾通いというのは都会ではごく普通の光景であります。塾に行かせる理由は希望する学校に行かせたいという親のたっての希望であります。今や私立に行っても多額の補助が出る時代ではありますが、それでも公立に行かせたいという経済的理由の方もあれば、とにかくトップクラスの高校に行って将来は「有名国公立大学経由一流企業行き」というチケットを求める親もいます。公立中学が荒んでいるから私立中学に行かせたいという親御さんもいらっしゃいます。 カナダには塾という発想はほとんどありません。理由の一つにそんなところに行く暇がないほど宿題が出