北海道で世界的にも珍しい恐竜の全身骨格が公開されました。国内最大ということです。 化石は全長8メートルにも及ぶ恐竜の全身骨格で、北海道むかわ町で見つかりました。7200万年前の白亜紀後期に生息した「ハドロサウルス科」とみられています。北海道大学の研究チームにより、2013年から本格的な発掘作業が進められてきました。白亜紀後期の恐竜の全身骨格が発見されたのは国内初で、世界的にもこの種では3例目という大発見です。 北海道大学総合博物館・小林快次准教授:「歴史的な発見。とんでもない恐竜全身骨格がこの日本から発見された」 今回、公開されたのは1500点以上ある化石のうち場所が特定された190点を並べたもので、この先、作業が進めば、より完成度の高い標本になるということです。