創業250年越えを誇る岩手一の老舗酒蔵だった「菊の司酒造」が経営不振から事業譲渡。その引き請け先となった会社「公楽」で先頭に立って事業再建に励んできたのは、社長の長女で当時27歳の山田貴和子さんでした。しかし貴和子さんは経営経験ゼロのイチOL。何がわからないかもわからない状態からのスタートで……。 【後編】27歳女子の再建物語。「私ひとりでは無理と初日に思って、父に頭を下げて人を入れてもらいました」 岩手県最古の歴史を誇る酒蔵「菊の司酒造」。酒造りを始めたのは1772年で、それ以前から旅館業や醤油製造など、この地で代々商売を続けてきたという老舗中の老舗です。 しかし日本酒の消費量が年々落ち続け、業界全体が縮小を続けるなか、コロナの影響もあり「菊の司」の財務状況は著しく悪化。事業譲渡を余儀なくされ、それを譲り請けたのが、地元でパチンコやスロット、飲食やドローンなどの事業を手がけていた「公楽」
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