中国・広東省「深セン市」。40年前に30万人だった人口はいまや、40倍。1250万人にまで膨れ上がった――。成長の源泉はハイテク産業だ。「アジアのシリコンバレー」「ハードウェアの聖地」とも呼ばれるこの巨大都市では、次々に生まれる仕事が人を呼び寄せ、新たな製品・サービスを生み出していく。この熱量を求めて、深センに賭ける日本人がいる。彼らの姿を通じて、組織、働き方、文化の違いを見た。(ジャーナリスト・高口康太/Yahoo!ニュース 特集編集部)
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■いまどきモルディブに行く芸能人 先月、『文春砲』が嵐の二宮和也とフリーの伊藤綾子アナの“婚前旅行”をスクープしたときは本当に驚いた。それは、行き先がモルディブだったからだ。いまだに、ここに行く日本人がいるのかと、正直、がっかりもした。 モルディブは、インド洋の島国。26の環礁と約1200の島々から成り、「1アイランド1リゾート」という独自のスタイルで、世界中から多くの観光客を惹きつけてきた。真っ青な空と、その下に広がるエメラルドグリーンの海。その海の上にポツンと立つコテージに滞在することは、ハネムーナーの憧れだった。 しかし、それは過去の話。いまも、日本の旅行ガイドブックには、モルディブは「楽園リゾート」と書いてあるが、信じてはいけない。楽園は楽園かもしれないが、「中国人の楽園」なのである。 モルディブには、年間約130万人が訪れる。ダントツの第1位が中国人で、30〜40万人が中国本土か
5月9日、東京で開催された日中韓首脳会談(左端:固い表情のままの李克強首相)(写真:代表撮影/ロイター/アフロ) 9日、日中韓とともに日中および日韓首脳会談が行われた。朝鮮半島の非核化に関する温度差はあったものの、中国は初めて「歴史問題」で譲歩し、拉致問題への協力を示した。中国の対日融和策の本気度が窺われる。 ◆非核化プロセスに関する温度差 9日午前、安倍首相は中国の李克強首相(国務院総理)と韓国の文在寅大統領とともに、日中韓首脳会談を行なった。中国は本来、日中韓首脳会談は経済を中心とするものなので北朝鮮問題は扱わないと言っていたが、結局、朝鮮半島の非核化問題が中心テーマとなった。 3ヵ国とも、南北首脳会談後に発表された「板門店宣言」を高く評価し、国連安保理決議に従うことで意見が一致したが、日本が「完全で検証可能かつ不可逆的な方法での非核化」を主張したのに対し、中韓は朝鮮半島の完全な非核化
長平(チャン・ピン)氏は調査報道で高い信頼性と影響力を誇った中国の新聞『南方週末』のジャーナリストだったが、2008年に発表したチベットに関するコラムが原因で亡命を余儀なくされる。自らの使命のために闘おうとした長氏が語る想いを映像(約5分)でご覧いただきたい。 中国で「言論の自由」を叫ぶ長平氏「亡命は、100年も前に中国から消滅した“流罪”と同じ懲罰だ」と、少しかすれた声で背を丸めて話す長平氏(44歳)は、四川省出身の反骨のジャーナリスト。2008年に発表した記事が原因で6年前ドイツに移住。事実上の亡命をすることとなった。 2017年9月、明治大学で行われたシンポジウムのために来日した長氏の取材をするため、土曜日の神保町で待ち合わせた。オープン間もない蘭州ラーメン店で落ち合うと、後ろには長い列ができあがり、その人気のほどを示していた。 「外国ではあまり中華は食べないよ。どこか違うからね」長
98年に大ヒットしたデビュー曲『長い間』から20年。人の心に響く優しいサウンドを作り続けてきた、玉城千春さんと金城綾乃さんからなる沖縄の女性デュオ「Kiroro」が、13年ぶりにオリジナルアルバム『アイハベル』を完成させ、本格的に活動を再開しました。2人とも3人の子を持つママになった今、活動再開への不安や葛藤、音楽への向き合い方などをうかがいました。 ―― デビュー20周年、おめでとうございます。今回、本格的に再始動しようと思った一番のきっかけは何だったんですか? 千春)3年ぐらい前から少しずつ(20周年に向けて)曲を作りなさいってマネジャーから言われていたんです。2人で月に1、2回ぐらいのペースでライブをやっているんですけど、本当にゆっくりしたペースで、曲作りのほうはしていなかった。普段の家事や育児に追われて、なかなかスイッチが入らなかったのが正直、あって……。なので、ようやく動き出した
2018年1月18日、インドは大陸間弾道ミサイル(ICBM)アグニ5(Agni-5)の発射実験を行いました。この実験は中国を念頭においたものとみられ、射程約5000キロのアグニ5は中国沿岸の一帯をカバーするものです。 中国とインドの間にはもともと領土問題がありましたが、昨年からそれがヒートアップ。両国はいずれもアジアの大国で、核保有国です。この対立は北朝鮮の核・ミサイル開発とならぶ「アジアのもう一つの核戦争の脅威」として、周辺国にも小さくないインパクトをもたらします。 中国とインドの国境対立 両国の緊張は、2017年6月に中国が、ブータンとの国境付近のドクラム高原で道路建設を始めたことをきっかけに高まりました。 ドクラム高原はブータンが実効支配していますが、中国も領有権を主張しています。ブータンの中国への抗議を受け、ブータンの「保護者」インドがドクラム高原に部隊を派遣。これに対して中国も部
「おとなの掟」「華麗なる逆襲」……いずれも椎名林檎が提供した近年のヒット曲、話題曲だ。楽曲提供の他にも、CMソングにアニメの主題歌、リオ五輪閉会式では演出と音楽監督と、音楽に関することならなんでもござれとばかりに活動の場を広げる。音楽活動の原点には、「あの時の女の子」がいるという。(ライター・内田正樹/撮影・笠井爾示/Yahoo!ニュース 特集編集部) 椎名林檎がシンガー・ソングライターの活動の一方で手掛けてきたのが作家業だ。自らがデビューした1998年には広末涼子に、翌1999年にはともさかりえに楽曲を提供していた。デビュー当初から作家としての才能を買われていたことがわかる。阿久悠や都倉俊一といった、歌謡曲黄金期の作家や、バート・バカラックに憧れるという。
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