“腰痛革命”を起こした名著,待望の改訂!腰痛の原因の一つとして周知された仙腸関節障害.その病態と診療を,我が国の第一人者である著者が情熱をもって解剖学的基礎から徹底的に解説.バイオメカニクス,診断法,仙腸関節ブロック注射を含む治療法,リハビリ・予防法に関する新たな知見が加わり,充実のコラムとともによりわかりやすく学べる,実践できる.
複雑な楽曲構造と圧倒的なポップさを両立する音楽性が広い層から支持を集める長谷川白紙。初となるフジロック出演の準備と並行して、ニューアルバムの制作中であるという。自身の身体が持つ複雑さや撹乱性を、時間の使用によって統合的に示す。非常に興味深い話を伺うことができた。 来たる新作のモードを明かす ―先日のライブ「EPONYM 1A (TOKYO)」(今年5月、Zepp Shinjuku(TOKYO)にて開催)、本当に素晴らしかったです。新曲を多数披露されていましたが、今までの曲と比べてかなりヘヴィなサウンドになっていて、驚く一方で大きな感銘を受けました。制作中のニューアルバムはどんな方向性になっているのでしょうか。 長谷川:まず、言及いただいたように、サウンドの合成法というか、どういうサウンドを自分で鳴らそうかという方法が、『エアにに』(2019年の1stアルバム)の頃からだいぶ変わってきた、と
最近の投稿 日曜日のプレイリスト #008 2024/03/24 [書評]川上幸之介『パンクの系譜学』(書肆侃侃房、2024年) 三宅唱監督「夜明けのすべて」を見た(ネタバレあり) 日曜日のプレイリスト #007 ユリイカ2024年3月号 特集=柴田聡子 に寄稿しました 最近のコメントなんとなくPython入れ直したらSpleeterがうまく動かなくて困ったけどなんとかなった話とおまけ に 耳コピ/ボーカル抽出が捗る!Spleeterの使い方 – YTPMV.info より読書会をやった に ポプミ会報告(大和田俊之編著『ポップ・ミュージックを語る10の視点』より永冨真梨「カントリー・ミュージックの新潮流と多様性」) – imdkm.com よりヨルシカ「創作」の販促のあれ に ryuto よりヨルシカ「創作」の販促のあれ に imdkm よりヨルシカ「創作」の販促のあれ に ryuto
いま一部フェミニストによるトランスジェンダーに関する言説がSNS上で物議を醸すことも多い中、これまで日本のフェミニズム理論に大きな役割を果たした江原由美子さんは、周司あきらさんと高井ゆと里さんの共著『トランスジェンダー入門』(集英社新書)をどう読んだのでしょうか。 本書は、タイトルの通り、「トランスジェンダーについて知りたい」と思う人が最初に知っておくべきことを書いた本である。いわゆる「LGBT理解増進法」の成立等の影響もあり、今年(2023年)においては、インターネットや新聞などのメディアには、トランスジェンダーに関する言説が溢れている。そうであればいまさら「入門」書でもないだろうと思う人がいるかもしれない。しかし、そう思った人こそ、ぜひ本書を読んでほしい。いや読む必要があるとさえ、評者は思う。 なぜか。それは現在「トランスジェンダー」について溢れている言説の中には、正確さにおいてかなり
紀伊國屋じんぶん大賞入賞作『水中の哲学者たち』で話題の永井玲衣さんによる新連載「ねそべるてつがく」。つねに何かを求め、成長し、走り回らなければならない社会の中で、いかにして「考える自由」を探し求めることができるのか。「ただ存在するだけ運動」や「哲学対話」を実践する哲学者がつまづきよろめきながら、言葉をつむいで彷徨います。「考える」という営みをわたしのものとして取り戻す、新感覚の哲学エッセイ! 目の前のひとの顔を眺めながら、わたしはこのひとの血を見たことがない、と思った。 あなたはつまらなそうに疲れたため息をつき、ぱらぱらとせわしなく新書のページをめくっていた。一ページ、二ページと進んだあと、やけに丁寧な手つきで一ページ、二ページ、三ページと引き返し、しばらくじっと見つめたあと、何の意図もなさそうにばらばらばらばらばらっと勢いよくページをめくり、もう一度ため息をついて本を机の上に載せた。あの
「海外で人気な日本の◯◯」というワードが、今日もネットやテレビで飛び交う。俗に"国民性"と信じられた固有性が国境を越え、新たな価値を発揮する……そんな文化の越境性は、純粋に好奇心を刺激するトピックの一つである。 では、海外で人気な日本のアーティスト「たかやん」についてご存知だろうか? たかやんはSpotify Japanが発表した「2021年 海外で最も再生された日本のアーティスト」ベスト10にランクインし、YouTubeでは170万人の登録者を抱える人気アーティストだ。 TOKION:『2021年のSpotifyのデータから読み解く「日本の音楽シーン」と「海外で聴かれる日本の音楽」』より https://tokion.jp/2022/04/04/japanese-music-scene-to-be-read-from-2021-spotify-data/ たかやんを知らない人のためにも一
一章Fleshdanceの翻訳である。 ジェルマン・シエラはスペイン在住の作家であり、神経科学者である。スペイン語で6冊の小説を執筆し、英語では『The Artifact』と題した1冊を2018年にInside the Castleから出版している。 超越的可塑性 1.肉的舞踏 成虫は幼虫のときにどのようであったかを覚えているだろうか。ジョン・カーペンターの『遊星からの物体X』(1982)(訳者注・『遊星からの物体X』の原題はThe Thingであり、エイリアンの物体もThe Thingであるため、この論文ではThe Thingを物体Xと『遊星からの物体X』と訳し分けた)ようにもし原型があったとしても、一連の形状変化は数え切れないほどある前の姿のすべてから記憶の痕跡を留めているのだろうか。科学と一般的知識の両方が主張するように、もしたとえ多くの形状変化をへることで「主観的な経験」または「人
この文献リストについて 「介護するからだ」では引用文献を載せていません。いつも書いている論文のようにいちいち文献を確かめながら読んでいただくのではなく、読み通していただくのがよいと考えたからです。しかし、お読みになってから、さらに詳しい内容を知りたいと思う方、考えの背景や証拠を知りたいと思う方も多いでしょう。そこで、この文献リストでは、興味を持たれた読者の方向けに、自著も含めて参考文献を挙げておきます。 文献リスト p14 真似でからだが動き出す 細馬宏通 (2015)「真似の相互行為論:ゴール志向性から受け手志向性へ」木村大治編『動物と出会うII』(共著)2015.3.31 pp.37-54 細馬宏通 (2010) 「模倣する身体 (ポピュラーカルチャーシンポジウム パクリ--ポピュラー・カルチャーにおける模倣と流用)」『ポピュラーカルチャー研究』 4(1):58-67 p33 オノマト
※お知らせ ・基礎コース 兵庫県西宮市 2月 募集中 ・基礎教師養成コース開催決定!! 大阪 11月〜 募集中 (2024年10月22日更新) 私たちはキネステティクを通して日本に「動きの学習」という文化を普及していきたいと考えています。動きの支援が必要な人が適切なサポートを受け、その人の能力を引き出せるように。また支援している人もいつまでも楽に体を動かせるように。 受講生はケアをしている人やリハビリテーション関係者が中心で、セラピスト(PTOTST)、柔道整復師、看護師、介護士、福祉関係者、医師、ケアをしているご家族など様々な人が学習しています。 初めての方でも、一人参加でも楽しく学べますので、お気軽にご参加ください。 ⬇︎⬇︎⬇︎当協会コース案内は一番下にあります。
人間の思考と行動の特異性は、語の選択とその線的結合からなる言語的演算と、他方での認知と身体制御の演算過程が、彼らの脳ではきわめて特殊な仕方で連携していることに、由来している。 その特異性は、特に彼ら自身が「人間的」だと考える感情を見ることで、現象的には、一定の特性が感知される。例えば宗教、政治、芸術といった精神・身体活動、つまり神や理念や美しい作品など、言語的記号や表象への信仰や傾倒の感情などである。 これらの例では、個体間や脳内で情報を伝達するための言語や表象が、それによって伝達される情報を抜きにして、または少なくとも通常の情報伝達とは別の仕方で、彼らに力をおよぼしているのが観察される。宗教的言説や政治的理念は、一般に論理的に分節・読解できず、意味内容との対応が曖昧なものが多いが、それらはその曖昧さにも関わらず、逆にその曖昧さに比例するかのように、彼らに大きな身体・情動的反応を引き起こす
Noël Carroll, The nature of horror - PhilPapers Carroll, Noël (1987). The nature of horror. Journal of Aesthetics and Art Criticism 46 (1):51-59. だいぶ間が空いてしまったが一応SF、ファンタジーに関する論文を紹介したので、ホラーに関する論文も紹介する。 これはのちに『ホラーの哲学』の1章の一部になった論文だ。書籍の方も読んだ。基本的な主張は変わってないが、書籍の方が長いのでそちらを読めばいいと思われる。 The Philosophy of Horror: Or, Paradoxes of the Heart 作者: Noel Carroll出版社/メーカー: Routledge発売日: 1990/04/12メディア: ペーパーバックこの商品を含む
2016年 5月 医師会立防府看護学校「防看祭」にて、「優しい手になろう――日本武術をの身体操作を看護に生かす」を講演
http://anond.hatelabo.jp/20090923003429 ちょっと待って、「女性器切除」の話題! - キリンが逆立ちしたピアス 女子割礼を慣習としてもつ人たちと個人的な繋がりがないので人格的に対立する契機が全くなく、野蛮な風習かどうか私が判断するものではないので、当面は湖中真哉氏と同じ立場でいようと思っている。 まぁそんな決意表明なんぞしても意味はないので、数年前のアフリカ学会の女性フォーラム*1で聞いた話やケニアの女子割礼についての民族誌をウェブ上で参照できるようにしておこうと思う。ちゃんと考えて資料を探さない限り、FGM廃絶派の議論、多様な女子割礼実践を単一の悪習とする記述ばかり見つかることが多いので、実情がわからなくなっている。そこら辺を是正したい。 誰が報告者だったのか忘れてしまったのでどの地域なのか曖昧だが、女子割礼は例えば寡婦の仕事であり、それを元に生活が
産婦人科の教科書を開くと、妊娠したら起こる身体の変化について書いてあります。乳首が黒くなる、つわりがおこる、子宮は柔らかく大きくなってくるなどなど。 学生時代まではその知識だけですみました。 産婦人科医になると、あまりに妊婦はいろんな体調不良と共生していることがわかりました。つわりひとつとっても、吐き気だけにとどまらずひたすら唾液が出るタイプ、眠気と戦うタイプ、食べ続けないと気持ち悪くなるタイプがありますが、そこまでは教科書には書いていません。ちなみによく効く薬もなく、ひたすらみんな時の過ぎるのを待っています。 お腹が前にせり出し、お産のために靭帯が緩むため腰痛もあります。いわゆる血のめぐりが悪くなるためにむくみ、足がつります。トイレは近くなるし、眠りも浅くなる。耳に水が入ったときみたいにぼわーんとなる人もいます。 お腹が大きくなると妊娠線もできます。もう消えない妊娠線を「もう誰かが見るわ
今回取り上げるThinking At the Edge※(以下、TAEと表記する)は、言葉にならないもやもやした感じを言葉にする方法であり、そこからさらに、雑多だが豊かな非定型データ・資料と取っ組み合い、理論(仮説)を立ち上げるまで進むことができる方法論である。 ※直訳すれば「辺縁で考える」となるが、ドイツ語では「Wo Noch Worte Fehlen」(「未だ言葉に成らざる所」)と名づけられている。 このTAEは、フォーカシング(focusing)で知られる臨床心理学者であり哲学者でもあるジェンドリンが、シカゴ大学での理論構築の授業で用いていた方法を、2004年にジェンドリンとメアリー・ヘンドリクスが14のステップにまとめたものである※。 ※Gendlin, E. T. & Hendricks, M. N. (2004) Thinking At the Edge (TAE) steps
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