形態論(けいたいろん、英: morphology)とは言語学における概念の1つで、ヒトの言語の「語(単語)」を構成する仕組みのこと。また、それを研究する同学門の一分野。 基本となる概念[編集] 形態素[編集] 多くの語は意味を持つ複数の部分から構成されている。例えば「青空」は「青」と「空」の二つの部分で構成されている。意味を持つ最小の構成要素のことを形態素(けいたいそ、morpheme)という。「 あ」や「お」も「あおぞら(青空)」の一部だが、これらは意味を持たないため形態素ではない。 言語学では、形態素と形態素の境目はハイフン「-」で示す。 語彙素と語形[編集] 形態論では、辞書の見出し語のような抽象的な意味での語と実際に発音できる具体的な語の区別が重要であり、それぞれ「語彙素」、「語形」と呼ぶ。 例えば「食べろ」と「食べた」は、それぞれ実際に発音できる具体的な語である。命令するときに使
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