参院選の「相互推薦」の合意文書にサインした日本維新の会の馬場共同代表(右から2人目)と国民民主党の前原代表代行(同3人目)ら=4月20日、国会内 日本維新の会と国民民主党が夏の参院選京都選挙区と静岡選挙区(ともに改選数2)に関して結んだ「相互推薦」の合意文書について、維新は28日午後5時から緊急会見を開き、白紙に戻すとした。 維新の藤田文武幹事長は会見で、「向こう(国民民主党)のガバナンスが機能していない。白紙にせざるを得ない。元々の合意文書は先方がつくられたもの。われわれは党内手続きを経て、すべて丸のみした。前原さんには丁寧な対応をしてもらって感謝している」と述べた。 合意文書は20日、国民の前原誠司代表代行(衆院京都2区)と榛葉賀津也幹事長、維新の馬場伸幸共同代表と藤田幹事長が署名した。 署名後、国民民主党の玉木代表ら一部議員が、合意文書に記された「政権交代」の4文字に反発。維新と中道