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  • 「ゲーメスト」でハガキ職人を目指す過程で知った、人に読ませる文章を書くことのむずかしさ

    「雑誌の投稿コーナーに載る為に必死に文章を練習して、他人に読んでもらう文章を書くことの困難さに気付いた人」というのがどれくらいいるのか分かりませんが、私はその中の一人です。 この記事で書きたいことは、大体以下のような内容です。 ・昔、「ゲーメスト」という超面白いゲーム雑誌がありました ・読者投稿コーナーに掲載される為、いわゆるハガキ職人を目指して頑張っていました ・全然載らなかった為、兄に頼み込んで投稿内容を添削してもらいました ・その時の兄の言葉で、「文章というものは、書いた人が読む時と他人が読む時で全く違うものになる」ということに気づきました ・兄に添削してもらうようになってめでたく投稿コーナーへの掲載の夢が叶い、以来文章を書き続けています ・載らなくても載らなくても全く飽きずに投稿し続けた、という諦めの悪さも、一つの資質だったのかも知れません ・どんな文章であれ、「レビュー」「壁打

    「ゲーメスト」でハガキ職人を目指す過程で知った、人に読ませる文章を書くことのむずかしさ
    yarumato
    yarumato 2024/05/28
    “雑誌「ゲーメスト」の攻略記事は、異次元とすら思える高密度な「大人の本気」を詰め込んだ内容。5歳上の兄「お前の投稿はがき、何を言ってるかさっぱり分からん。せめて何が書かれているか他人に分かるように」”
  • これをやると「言語化が苦手な人」と、意思の疎通がしやすいかもしれない。

    様々な会社に訪問していると、それなりの頻度で「言語化が苦手な人」に遭遇する。 例えばこんな具合だ。 「プロジェクトの基要件を一つにまとめてマネジメントしたいんだけど。 例えば、一部のプロジェクトで必要なリソースを最初に一つの大きな枠組みで決めて、それを全部に使う、そんな感じ。」 「言葉にできてるじゃない」と思う方もいるかも知れない。 だが、当に言語化の苦手な人とは、「言葉にはできているのに、その内容が、他の人にとって難解過ぎる人」なのだ。 「言葉が出てこない」 「説明しにくい」 「なんと言えばいいのか迷う」 というのは、実は「言語の苦手な人」よりもかなりマシである。 なぜならば、「言語化できていない」という認識を自分自身で持てるからだ。 それに対して、真に言語化の苦手な人は、自分自身で「言語化が苦手」と気づいていない可能性が高い。 前職にもこんな人がいたが、 「あの人、あたまが良すぎて

    これをやると「言語化が苦手な人」と、意思の疎通がしやすいかもしれない。
    yarumato
    yarumato 2024/05/27
    “「あの人、あたまが良すぎて、言ってることがわからないよね」と言われる人がもっとも言語化能力が低いのだ。厳密さではなく、独自の言語体系と、独自の辞書をもっているから難しい。具体的なエピソードを聞こう”
  • 「タスクを切る能力」の本質について。

    もうかなり前の話だ。 ある会社で、「会社案内・パンフレットのリニューアルをする」と言うプロジェクトが持ち上がった。 社長は一人の人物をプロジェクトマネジャーとして任命し、予算を付け、 「後はよろしく」 と、仕事をまかせた。 ところが半年後、ようやく社長は気づいた。 全くプロジェクトが進んでいないことに。 「どうなっているのか」とプロジェクトマネジャーを問い詰めたところ、彼は外注に丸投げしたまま、何もしていなかった。 外注側も、仕様が固まらず、プロジェクトは完全にスタックしていた。 社長は彼に話を聞いたが、彼は「外注から返事が無くて」の一点張り。そこで、社長は彼に要求した。「資料を出せ」と。 ところが彼は「出せない」という。 何か隠しているのではないか、おかしいのでは、ということで、皆でメールのやり取りや資料などを調べると、実質、彼が事実上、「外注に依頼をし、あとは当に何もしていない」こと

    「タスクを切る能力」の本質について。
    yarumato
    yarumato 2024/05/01
    “小さく分けて処理(タスクを切って仕事を管理)する技術は、人類の偉大な発明。高度な知識労働には不可欠。だが、できない人には全くできない。分ける能力は、理解する能力と同値。知識労働向き”
  • 解決法の「とっかかり」をなんとなく把握しておくことが大事だという話

    この記事で書きたいことは、以下のような内容です。 ・昔SEの先輩に、「技術の詳細に通じていなくても、「そういう技術、そういう解決法がある」ということを把握しているだけで十分役立つ」と教わりました ・エンジニアの能力を測る尺度の一つとして、「課題」「問題」に対するアプローチをどれだけ思いつけるか、というものがあると思います ・「こういうやり方があった筈だ」「こういうアプローチが出来る筈だ」ということがなんとなくでも分かっていれば、それをとっかかりに調べることが出来ます ・その「そういう解決法があるということはなんとなく分かる」という状態を広げる為に、基盤技術に関する知識が重要です ・これは、生成AIに色々聞けるようになった今でも変わらないというか、むしろ昔以上に「とっかかり」の重要性が増しているような気がします ・「引き出しを増やす」という視点での勉強と、それを活かす為の基礎の重要性を、新人

    解決法の「とっかかり」をなんとなく把握しておくことが大事だという話
    yarumato
    yarumato 2024/04/16
    “新人「今やってる勉強意味あんの? 生成AIに訊けばよくね?」 先輩「『こういう解決法が出来る筈だ』と、なんとなくでも知識があれば、それをとっかかりに調査可能。生成AIに訊くにも、そのとっかかりが重要”
  • ほとんどの人は他人の意見に全く興味がない。

    「ライターになりたいけど、どうすればいいですか?」 と、相談を受けたことがある。 しかしライターは「なる」ものではない。「やる」ものだ。そこに誰の許可も必要ない。 質的には何かしら文章を書いて、公開すればだれでもライターを名乗れる。 そこで、「書けば、ライターを名乗ることができます」と回答した。 すると彼は「仕事を取るにはどうしたらいいでしょう」と言う。 確かに、お客さんを捕まえて仕事を出してもらうには、書くこととは全く別のスキルが求められる。 そこで、「メディアを探して売り込む方法がわからない、ということでしょうか?」と尋ねた。 しかしそこで彼は首を振った。 営業や売り込みが苦手で、それはしたくないのだという。 しかも実績がないので、どうせ断られるだろう、と言うのだ。 しかし、そういうことは、やってみないとわからないはずだ。 「書いたものをブログなどで公開していれば、実績にできますし、

    ほとんどの人は他人の意見に全く興味がない。
    yarumato
    yarumato 2024/04/11
    “多数の人は、他人の意見を取り込む気がなく、自分のやりたいようにやること自体が成果だ(←身近な成功事例で、やりたくさせる)。ごく少数は、自分のやりたいことより、やるべきことをしつこく実行、成果上げる”
  • 妻の「進捗確認」のやり方に感心した話

    身内褒めで恐縮なんですが、以前、子どもに対するの言葉選びで感心したことがありまして、ちょっとしたことなんですが文章にしたくなりました。 先に書いてしまうと、その言葉とは、子どもに頼んだ家事の進捗を確認する時の「○○(頼んだ家事)ありがとう!」という言葉です。 順を追って書きます。 しんざき家は5人家族でして、私と、高校生の長男、双子の長女次女で構成されています。 ついこの間生まれたばかりと思っていたら、先日長女次女が小学校を卒業してしまいました。時間の流れが早すぎてビビる他ありません。 で、しんざき家では現在、子どもたちを積極的に家事に参加させる方針をとっておりまして、自分が使った皿は自分で洗うことが前提となっていることを始め、料理やら洗濯やら掃除やら、家事が出来るタイミングでは色々な家事を担当してもらっています。 これ自体は特別なことではないと思いますが、家事を任せるとなったら「手伝

    妻の「進捗確認」のやり方に感心した話
    yarumato
    yarumato 2024/04/03
    “子供は「役割」を持つことが好きで、隊長とか責任者に憧れるため、任命されれば案外張り切る。任せるからには子供相手にも敬意が必要。「誰かに言われてからやる」のは嫌い。プラスから始める言い方は良い”
  • 「学習能力が高い人」が最強である理由。

    まだ駆け出しのコンサルタントだったころ。 私は様々な企業の「人材育成の仕組み」を作る手伝いをしていたことがある。 その際に必ず議論になるのが、「出世するには、どのような能力が必要なのか」だった。 この議論は複雑で、 「論理的思考力」 「コミュニケーション能力」 「目標達成能力」 「資格」 「人材の育成力」 など、様々な側面から検討がなされた。 しかし、個人的に最も説得力があったのは、ある会社の経営者の考え方だった。 * 「安達さん、他社さんでは、必要な能力に何を設定してるの?」 と、社長は、人材評価シートのサンプルを見ながら、私に問いかけた。 「御社と同じ規模・業態だと、やはりコミュニケーション能力と論理的思考力をあげる会社が多いですかね。」 と私は無難な回答をしたつもりだった。 しかし百戦錬磨の経営者を簡単にごまかすことはできない。 すぐに突っ込まれてしまった。 「それって質的に重要な

    「学習能力が高い人」が最強である理由。
    yarumato
    yarumato 2024/04/01
    “学習能力は基礎。仕事を覚え、失敗を繰り返さない。「やる気もない、好きでもないが、やらないとダメだから、やっているだけ」 成果のためなら、やる気も好き嫌いも脇において、行動してみるのが学習能力の高さ”
  • 「まぁ人それぞれだから」という一言で、会話を終わらせてしまう人が苦手だ。

    ドイツはどう?」 「めっちゃ楽しいよ~! 日曜日はお店全部閉まってるし、電車はしょっちゅう遅延するからちょっと不便だけど(笑)」 「え、そうなんだ~! それならわたしは住めないかも(笑)」 「慣れたらそんなに不便じゃないし、こっちも適当で許されるから楽といえば楽かなぁ」 こんな会話を楽しんでいたとき。 隣でうんうんとうなずいていたもう1人が、こう言った。 「まぁ、どの国を快適だと思うかは人それぞれだからね」 そう言われたわたしたちは、それまで盛り上がっていた会話をやめ、 「まぁそうだね」 「うん、たしかに」 と黙り込んだ。 はーあ、白けた。 いるんだよねー、話が盛り上がってるのに「まぁ人それぞれだから」と会話を終わらせる人。 その人次第なんてみんなわかっていて、そのうえでどっちがいいかっていう話をしているのにさ。 「言い合いはやめよう、人によっていろんな意見があるんだから」って仲裁者ぶっ

    「まぁ人それぞれだから」という一言で、会話を終わらせてしまう人が苦手だ。
    yarumato
    yarumato 2024/03/30
    “毎日多くのネット記事を読み、コメントをチェックしている。自分で書いた記事以外も、いろんな意見を見ること自体が好きなのだ。「人それぞれ」で議論終わらせる奴は、娯楽としての議論の邪魔。議論に参加するな”
  • 「試行錯誤が苦にならない」人は、それだけで大きなアドバンテージを持っている

    この記事で書きたいことは、大筋以下のようなことです。 ・昔、新卒研修を受けていた頃、「試行錯誤」についての根的な意識の違いを感じたことがあります ・「まず試して、失敗したら違う方法を考える」というやり方は非常に効率的な一方、精神的な必要コストがそこそこ高いです ・色んな人と仕事をする内に、世の中には「試行錯誤なんて可能な限りしたくない」「そもそも自分なりの試行錯誤のやり方を知らない」という人の方がだいぶ多いのでは?と思うようになりました ・ただ、試行錯誤が出来る出来ないでは大違いで、「試行錯誤のやり方」を身につけておくことは、仕事をする上でとても大事です ・ところで私は試行錯誤のやり方をジョイメカファイトで学びました ・「試行錯誤が苦にならない、むしろ好き」という人は、自分がとても大きなアドバンテージを持っているということを自覚していいと思います 以上です。よろしくお願いします。 さて、

    「試行錯誤が苦にならない」人は、それだけで大きなアドバンテージを持っている
    yarumato
    yarumato 2024/03/14
    “取り敢えず手を動かして色々試す人は20人に1人。失敗や環境壊すのを多くの人は避ける。何度も環境をぶっ壊すとスキルが上がる。試行錯誤のコツ:方向性を定めない。出力結果を見てくれる人がいる。結果を言語化”
  • 「MPがすぐに尽きてしまう人」は、企業では救えない。

    企業は従業員に対して、労働力の対価として、報酬を払っています。 しかし中には報酬を受け取りながら 「依頼された仕事を、一向にやらない人」 も事実として、存在しています。 「クビにすればいい」という方もいるでしょうが、企業は彼らを雇った責任がありますし、人を活かすという社会的な役割もあります。 企業は決して、人を解雇するのが好きな訳ではありません。 しかも、日では法律的にも倫理的にも「解雇してしまう」というのは当に最後の手段ですから、あの手この手で、彼らを戦力化しようとするのが常です。 そういうとき、企業はまず注意をしたり、叱ったり、責任感に訴えたりします。 実際、「言うだけ」でなんとかなるケースもあります。 しかし、そうではないケースのほうがむしろ多数です。 その場合、企業は「仕組み」からアプローチして、なんとかしようとします。 教育。 配置転換。 他の社員によるアシスト。 ですが、た

    「MPがすぐに尽きてしまう人」は、企業では救えない。
    yarumato
    yarumato 2024/03/13
    “依頼された仕事を一向にやらない正社員は、考えると精神力をすぐに使い切るから、定型的な反復動作しかできない。今の企業が救う事は無理。 現代の稼げる仕事は、大量に精神力を必要とする仕事ばかり。”
  • 教えてもらうために、できる人に対して「本気で下手にでる」ことにした話。

    かつて在籍していた会社には、優秀な人がゴロゴロいた。 会社では、顧客にアンケートを取っていたので「どのくらい優秀か」は数値ではっきりと示された。 優秀な人は、明らかに顧客の満足度が高く、プロジェクトの継続率も高い。 おまけにマネジャー以上になると、営業の数字もはっきりと出る。 特に受注率は重要で、優秀な人は明らかに提案を出してからの受注率が高かった。 そんな人に対して、私は「すごいなあ」という気持ちと、「悔しい」と言う気持ち、両方があり、どちらかというと「悔しい」が勝っていたように思う。 だから、彼らの実力をそのまま認めることができなかった。 もっと具体的に言えば「彼らは運が良い」「実力的にはそう変わらない」のだと自分を納得させ、彼らから学ぼうとしなかった。 教えを乞う事もしなかったし、「同行させてくれ」と頼みに行くこともしなかった。 それは「負けたような気になるから」だ。 * しかし、そ

    教えてもらうために、できる人に対して「本気で下手にでる」ことにした話。
    yarumato
    yarumato 2024/03/05
    “借金返済のため、自分が低評価という事実を受け入れて、高評価を得る人に学ぶ必要があった。彼らの行動の良し悪しが判定できる能力がない→批判的意見を持たず、心から教えを乞う。プライドで飯は食えない”
  • 「教養は大事」と諭された日のこと

    わたしは社会人になって、人から「教養は大事」と何度か諭されたことがあります。 そして、その理由は細かい点では異なりますが、おおむね共通していたように記憶しています。 * そもそも、わたしは以前は「教養懐疑派」でした。 というのも、(今思えば)ステレオタイプに「教養は他者にマウントするための道具」という程度にしか思っていなかったからです。 芸術、文学、音楽数学。 それらの「知識」を持っていない人間に誇示し、「我々はあなたたちとは違う」と知らしめるための、差異を可視化するための道具。 そのような理解でした。 ですから、私が当時の先輩の一人から、「コンサルタントにとって、教養は大事だよ」と言われた時に、「面倒な話だな」と思った記憶があります。 しかし、新人は先輩のいう事を素直に聞かねばなりません。 そこで「なぜですか」と聞きました。 すると先輩は言いました。 「教養って、なんのことだと思う?」

    「教養は大事」と諭された日のこと
    yarumato
    yarumato 2024/03/04
    “教養があると「この人はどういう思想を持っている人?」想像ができる。お互いの深い理解につながる。コンサルタントが怖いのは「お客さんの要望」をきちんとくみ取れない=他者への想像力の欠如”
  • 若手の人に「いい質問ってどうすれば出来るようになるでしょうか」と聞かれた時の話。

    つい最近、会社の若手の人から、「勉強会やセミナーの時、いい質問かどうかを気にしてしまって、質問自体なかなか出来ない」というような相談を受けました。 その時にしたやりとりがなかなか有益だったかも知れないと思いまして、内容をまとめてみたくなりました。 この記事で書きたいことは、大体以下のようなことです。 ・勉強会やセミナーなどで「質問」をするのは、質問の内容によらず、とても大事だし重要なことです ・もちろん質問は「疑問点を解決する」為のものなんですが、周囲の人の理解を明確化する役にも立つし、話を掘り下げるトリガーにもなり得るし、リスナーの反応を確認する為の重要なポイントにもなります ・その為、場面にもよりますが、来「いい質問をしよう」なんて考える必要はなく、「よくわかんなかった」「聞いてなかった」だけの内容でも、質問してもらえるだけで十分ありがたいです ・みんなもっと軽率に「質問」をしていく

    若手の人に「いい質問ってどうすれば出来るようになるでしょうか」と聞かれた時の話。
    yarumato
    yarumato 2024/02/13
    “社内でやる勉強会なんて要は知ってることの共有会に過ぎないので、資料なんて使い回し、説明なんてアドリブでかまわないので、可能な限りコストを低くして気軽に開催していくべきだ”
  • 子供を塾に通わせる前にやっておくべき「勉強のインフラ整備」の話

    この記事で書きたいことは、大筋以下のような内容です。 ・「勉強出来ない教育ママはとにかく塾に通わせたがる」的な話を読みました ・塾で全てが解決するわけではないのはまあその通りなのですが、マウントと煽り主体で「じゃあどうすればいいねん」という話を置いていき過ぎだなとも感じました ・塾が有効に動作しない時、その原因になるのは多くの場合「タスク管理不足」です ・人類はマルチタスクが苦手でして、その為タスク管理やタスク整理の練習を積まないといけません ・子どもに「勉強する気を起こさせる」ことは大抵の場合極めて困難ですが、勉強をするインフラを整え、タスク管理技術習得を手伝ってあげることは出来ます ・どうすればいいの?→大きく三つあります。「広い机を用意して」「タスク可視化とタスク整理用のインフラを作って」「当初はなるべく子どもと一緒にタスク整理をしてあげましょう」 ・ただ、その上で「三歩進んで二歩

    子供を塾に通わせる前にやっておくべき「勉強のインフラ整備」の話
    yarumato
    yarumato 2024/02/07
    “塾に通わせるだけでは、勉強の環境を整えたことにならない。塾の勉強は、復習するのが前提。だが子供は持ち帰った配布物に手をつけない。タスク管理が必要。そのためにはインフラ整備。広い机で配布物を分類”
  • ChatGPTの出現で、ついに地方の中小企業もマーケティングができる時代になった。

    中小企業の経営者は悩み多き存在である。 今のやり方だとこれ以上の成長は難しいが、打開策がみつからない。 「自社の強み」を明確にしたいが、どうすればいいのかわからない。 かといって、コンサルのような「口だけ野郎」は嫌いだし、頼りたくない。 そんな経営者も多いのではないだろうか。 私は地方との関わりと実践をライフワークとしているが、最近、富山の企業とのコラボでみえてきたことがある。 それは、ChatGPTの出現で、地方の中小企業もいよいよマーケティングができる時代になったということだ。 なぜ富山なのか コロナ禍の影響でリモートワークが普及した現在、移動を伴わないコラボが可能になった。 都市圏では、社会貢献として地方と継続的に関わり、その関わりの中で、これまでの経験やスキルを生かしたいと考える人が最近、増えているという。 その一方で、人材不足に悩む地方企業は専門性やスキル、マネジメント能力をもち

    ChatGPTの出現で、ついに地方の中小企業もマーケティングができる時代になった。
    yarumato
    yarumato 2024/01/06
    “人口減少の現在、成長するには、顧客のファン化=顧客が次の顧客を呼ぶ仕組みしかない。顧客が自社を選ぶ理由を把握し、自社の強みを明確にする。まずは顧客インタビュー。社員が他社の悪口を言わないことが評価”
  • 誰も教えてくれないけれど、みんな知っている、身も蓋もない組織のルール

    組織には、ルールが存在している。 このように言うと、 「知ってるよ、就業規則でしょ?」 「労働法のこと?」 「規定類、たくさんあるね」 とか、そういった反応が返ってくる。 しかし、当に幅を利かせているルールは、そういった明文化されたルールではない。 どちらかというと、影響が大きいのは、「明文化されていないのに、皆が知っているルール」だ。 しかも、これを知らずに迂闊なことをすると、ダメージが大きい。 例えば一昔前まで、「皆が知っており、一人だけがルールを知らない」という状況で、当人の反応を楽しむ、といった遊びがあったはずだ。 「ほぼ日」には、そういった遊びの事例が載っている。 道具は何でもいいのですが、 とりあえずマッチ箱でやってみましょう。 1.マッチ箱を適当に立てて「これは、1の型」 2.またちがう立て方をして「これが、2の型ね」 3.倒して「これで、3。以上、わかった?」 4.「じや

    誰も教えてくれないけれど、みんな知っている、身も蓋もない組織のルール
    yarumato
    yarumato 2023/12/18
    “特に大きな組織では、上司が出世しないと、自分も出世できない。マタイ効果、複利効果によって、時間がたてばたつほど、初期の小さな差が、巨大な差となるから、何もしない人間は、すべて取り上げられる”
  • 『社員の成長は必要ないし、成長させようとも思わない』という会社の話。

    まず最初に、この記事の結論を書いてしまおう。 それは、「社員の離職を防ぎたいなら社員の成長を求めるな」だ。 最近は「ひとつの企業にしがみついていては先がない!」という主張が広まり、副業や兼業が推進され、リスキリングという言葉もよく聞くようになった。 個人個人が自分のキャリアに向き合い、企業はそれを支援すべしーー。 そんななかで「社員の離職を防ぎたいなら社員を成長を求めるな」というのは逆張り甚だしいが、それにはちゃんと理由がある。 「よく働く層」を雇い続けるのはむずかしい 働きアリの法則をご存じだろうか。 集団のなかには、よく働くアリが2割、普通に働くアリが6割、働かないアリが2割いる。 たとえ100匹のアリのなかからよく働くアリのみを20匹集めたとしても、そのなかでも結局4匹はよく働き、12匹は普通に働き、4匹は働かなくなるという法則だ。 企業のなかでいえば、モチベが高くより大きな成功を求

    『社員の成長は必要ないし、成長させようとも思わない』という会社の話。
    yarumato
    yarumato 2023/12/16
    “離職を防ぎたいなら社員の成長を求めるな。美容師が辞めると業績が下がる。美容室で辞めていくのは、2:6:2でいう上端(月100万円超)と下端。だれでも安定して結果を出せる仕組みで6を引き留める。”
  • 「指示の出し方が悪い人」は、一体どこがダメなのか。

    「指示の出し方が悪い人」が、いる。 例えばこんな具合だ。 「安達さん、web制作会社からあがってきたページの確認をしておいて!」 そんな指示が上司から飛んだとする。 実際にそれを体験してみると、この指示が「良い指示」だと思うビジネスパーソンは、ほとんどいないだろう。 なぜならば、 1.「あがってきた」とは何か。メールで届いたものか。メッセンジャーで来たものか。他にもあるのか。何が全てか。 2.「ページ」とは何か。webページのことか、または別の形式・フォーマットを指すのか。 3.「確認」とは何か。何を基準とするのか。どうすれば作業終了となるのか。 など、作業を進めようとすればするほど、次々に疑問が湧くからだ。 酷いときには、よくわからない書類をぽんと渡されたり、謎のメールを転送されて 「これやっといて」 などという指示をする人もいる。 要するにこれらはすべて、「手抜き指示」だ。 こういう指

    「指示の出し方が悪い人」は、一体どこがダメなのか。
    yarumato
    yarumato 2023/12/06
    “指示の出し方が悪い人は、前提を伝えない、言語化が足りない。優れた指示は優れた結果を生み出す。優れた指示とは(子供向け)。ChatGPT相手には特に「1指示、1行動」は重要。ほしい結果のイメージを伝える”
  • 「時間も労力もかけず、たくさんのお金を稼げる仕事」の正体

    少し前のことだが、電車の中で大学生らしい二人の、こんな話が聞こえてくることがあった。 「今度のバイト、ものすごく楽勝やねん。控室でスマホいじってるだけで時給1,500円やぞ」 ほうほう、そんな夢のような仕事があるのかと耳をそばだてていると、どうやら学習塾で子どもたちを駅からアテンドする役割だそうだ。 そして帰りも駅までアテンドするわけだが、その間は控室で遊んでいてもOKというものらしい。拘束時間や体への負担という意味だけでは、確かに“楽”そうだ。 するとそんな自慢をされたもうひとりの学生も、負けじと応戦する。 「そんなん大したことないな。俺はカテキョ(家庭教師)で時給3,000円やぞ。2時間で6,000円も稼げて、しかも晩ごはんもべさせてくれるねん」 学生らしい会話にほっこりするが、しかしこの会話を聞きながら少し、別のことを考えていた。 (楽にたくさん稼げる仕事って、つまりどういうものな

    「時間も労力もかけず、たくさんのお金を稼げる仕事」の正体
    yarumato
    yarumato 2023/11/07
    “目先の楽しさを選ぶと人生の借金。人生の貯金とは今やれることを考え抜き、今すぐやり尽くし、経験を先取りし、失敗を経験し、人と出会い、別れを繰り返すこと。学生時代のバイトで道を外した人と情が深い交流”
  • 「生成AIを仕事で使い倒す人たち」に取材して回ったら「自分の10年後の失業」が見えてしまった

    ChatGPTの発表から、1年が経過しようとしています。 熱狂は徐々に醒め、現在の利用状況はLINEの調査によると、全体の5%程度。*1 その中でも、仕事で積極的に利用している人は、1%程度ではないかと推測します。 では、この1%の人たちはどのような方々で、どのように生成AI仕事で使っているのか? 9月の中旬から、10月の末にかけて、私は約40名の方に取材を行いました。 そして、私は一つの確信を得ました。 それは、「私は間違いなく10年後、失業する」です。 私は間違いなく10年後、失業する なぜなら、現場での生成AI利用は、仕事によっては 「ホワイトカラーの代替」 をかなり高いレベルでできることがわかったからです。 例えば、コンサルティング。 コンサルティングには、初期の段階で、仮説構築という仕事があります。 平たく言うと、調査・提案にあたって「課題はここにあるのではないか?」というアタ

    「生成AIを仕事で使い倒す人たち」に取材して回ったら「自分の10年後の失業」が見えてしまった
    yarumato
    yarumato 2023/11/06
    “生成AI登場前は、仮説構築のため2週間かけて、調査、過去事例を掘り返す、たたき台を作る、有識者と議論した。しかしChatGPTを使えば工数は1/10。調査や過去事例の手間が激減するから。文書生成能力も活用”