ブックマーク / somethingorange.jp (8)

  • 人生におけるさまざまな難題を解決するための方法論はひとつしかない。 - Something Orange

    【問題解決の三つのプロセス】 【もしあなたが「モテたい」のなら】 【ほかの場合でも解決策は同じ】 【さいごに】 この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら何かしら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。それでは、記事へどうぞ。 【問題解決の三つのプロセス】 この記事は面白かった。 「タスク管理」という技術がある。 端的に言うと、大きな仕事は小さく分けて処理しよう、と言う発想をもとに、「あいまいな状態の仕事を、明確に定義された小さな仕事に分割し、実行可能にする」技術だ。 この「小さく分けて処理」する技術は、ある意味人類の偉大な発明であり、大抵の難易度の高い仕事にこの技術を使うことができる。 数学の問題。 実験プロトコル。 プログラミングやシステム開発。 企業再生。 巨大な橋をかけること。 人間を遠い宇宙に送り込んだりすること。 こ

    人生におけるさまざまな難題を解決するための方法論はひとつしかない。 - Something Orange
    yarumato
    yarumato 2024/05/06
    “タスクを分割をできるかどうかは人生のクオリティを必然的に大きく左右する まずは漠然と考えている目的の解像度を上げることである。”
  • 『転スラ』や『葬送のフリーレン』を本当に「ファンタジー」と呼ぶべきなのかどうか考えてみた。 - Something Orange

    こんなツイートを見かけたので、ちょっと言及してみた。 そういえば、どうせ魔法も神も居るファンタジー異世界なら、そもそも大地が丸くないとか、宇宙とそこに浮かぶ惑星上じゃないとか、そういう異世界を見たい気もするんだけど、近年のRPGとかそれ風世界作品とかでそういうのは不思議と見ない気もしますね… — 理間 高広(COMITIA145 E35a"Strangeness") (@Rima_tk) 2023年10月3日 近年の日の作品ではないけれど、テリー・プラチェットの『ディスクワールド』シリーズは「巨大な亀の背中に4頭の巨大な象に支えられ、ゆっくり回転する「円盤」」の上が舞台ですね。あと、タニス・リーの『平たい地球』は「地球が平らかなりし頃」の物語です。 https://t.co/w3JCwAajNP — 海燕 (@kaien) 2023年10月4日 ツイートしたあと思い出したのだが、ひかわ玲

    『転スラ』や『葬送のフリーレン』を本当に「ファンタジー」と呼ぶべきなのかどうか考えてみた。 - Something Orange
    yarumato
    yarumato 2023/10/05
    “『グインサーガ』や『アルスラーン戦記』はメートル法ではなくモータッドやファルサングといった独自単位を使用。事実上はほぼキロメートルだが。『破壊王』では、江戸時代の度量衡を使う。雰囲気を気にしている”
  • 『推しの子』の「洗練された気持ち悪さ」は生成AIを凌駕するか。 - Something Orange

    どこか「気持ち悪い」ことこそが「気持ち良い」のはなぜなのだろう? 『進撃の巨人』や『推しの子』を題材に考えてみた。 【ハイパーポルノの時代】 【いつか動画は「個人用」になる】 【だれもが王さまになれるときが来る?】 【AIは「決定的な意外性」を演出することができるか?】 【「傷つけてほしい」という需要】 【万能のAIが描くことを許されないもの】 【AIもまた「他者性」を感じさせなければならない】 【『進撃の巨人』のグロテスク】 【『推しの子』はなぜ「気持ち悪い」のか】 【配信サイトリスト】 【お願い】 【電子書籍などの情報】 【おまけ】 【ハイパーポルノの時代】 「ハイパーポルノ」という言葉をご存知でしょうか? ネットの記事によると以下のように説明されるコンテンツです。 非常に高度なレベルで文章を生成できる対話型AIChatGPTや、画像生成モデルのDALL・Eなどを始めとした画像生成A

    『推しの子』の「洗練された気持ち悪さ」は生成AIを凌駕するか。 - Something Orange
    yarumato
    yarumato 2023/08/20
    “AIは個人用に映画を作る時代になる。万能の召使いではなく、まったく自分の思い通りにならない「他者」の他者性こそは、芸術の魅力の根源。気持ち悪いからこそ、絶妙な他者性が感じ取れて面白いわけ”
  • 現代スポーツマンガはウルトラ格差社会における「格差の乗り越え方」の教科書である。 - Something Orange

    つるまいかだ『メダリスト』が面白いです。今度、アニメ化するそうだけれど、そりゃそうだろという破格の面白さ。 メダリスト(1) (アフタヌーンコミックス) 作者:つるまいかだ 講談社 Amazon 現在、連載されているスポーツマンガのなかでは、ぼく的に『アオアシ』と並んでツートップですね。 アオアシ(1) (ビッグコミックス) 作者:小林有吾 小学館 Amazon このマンガ、とにかく非常に現代的な印象を受ける。 おそらく完結したら歴史的な傑作と呼ばれるようになると思うんだけれど、「メダリスト」という直球のタイトルからもわかる通り、「現代という時代で傑出するのはどういう人間なのか? どうすれば傑出することができるのか?」というテーマを扱っているように見えます。 そこがリアルタイムで連載を読んでいて、何とも痺れるポイントですね。 紛れもないスポーツマンガではあるのだけれど、ひとつスポーツマンガ

    現代スポーツマンガはウルトラ格差社会における「格差の乗り越え方」の教科書である。 - Something Orange
    yarumato
    yarumato 2023/08/06
    “異世界転生は現実逃避にしかならない。スポーツマンガは現実でどう勝負をかけるか(自分の特性を活かして天才に挑む)を教えてくれる。スポーツマンガの歴史:スポ根→リアル路線→天才主人公→天才に挑む”
  • インターネットが人生を腐らせる。 - Something Orange

    先日の『情熱大陸』の一場面が話題になっている。 このテレビ番組は毎回、各界の著名人の「情熱的な」人生のひとコマを切り取って見せてくれるのだが、前回、取り上げられたのは人気テレビゲーム『ファイナルファンタジー16』の開発者・吉田直樹だった。 FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16) - PS5 スクウェア・エニックス Amazon 話題になったのは、吉田が『FF16』の開発途中でかれ個人に対する誹謗中傷を確認している場面だ。 「見たことも会ったことも話したこともない人たちから罵声を浴びつづけているんですよ」とかれはいう。 そして、そういった「罵声」や「中傷」の大半は日からのものだというナレーションが入る。 これに関連して、日のインターネットでの誹謗中傷の激しさについてさまざまな議論が巻き起こった。 日の誹謗中傷はひどすぎるとか、いや、海外のほうがもっとひどいとか

    インターネットが人生を腐らせる。 - Something Orange
    yarumato
    yarumato 2023/07/26
    “『情熱大陸』で吉田が『FF16』の開発中に自分個人に対する誹謗中傷を確認する場面が話題。他人を中傷すると、自分自身を腐らせる。行動すると必ず失敗して他人に馬鹿にされる羽目になるから、何も行動しなくなる”
  • 実存主義文学としての『無職転生』、公正世界信念としての「ざまぁ」小説

    テレビアニメ『無職転生』の第二期を見ている。 第一期はハイレベルの作画と何とも「わかっている」演出で「小説家になろう」発の異世界転生もののなかでも傑作と名高かったが、この第二期も面白い。 いや、フィッツ先輩、最初から正体を明かしてしまうのね。まあ、原作でもバレバレだったけれど……。 第0話 守護術師フィッツ 内山夕実 Amazon とにかくいわゆる「なろうアニメ」のなかでは出色の出来なので、原作を読んでおられない方もぜひ見てみてほしい。オススメ。 原作もマンガも読んでいるので一応は筋立てを知っているのだが、それにしても不思議なストーリーだよなあと思うのだ。 長いあいだ「なろう」でランキングトップを維持していたくらいで面白いことはまちがいないのだが、この作品の魅力がどこにあるのか、明確に言語化することはむずかしい。 ただ、何といっても興味深いのは主人公であるルーデウスのキャラクターだろう。ル

    実存主義文学としての『無職転生』、公正世界信念としての「ざまぁ」小説
    yarumato
    yarumato 2023/07/24
    “公正世界小説の極北、たとえば『南総里見八犬伝』は仁義礼智忠信孝悌という儒教道徳にしたがってひたすら善が悪を退治するストーリーにしたてあげた。人は、現実はそうではないからこそ公正世界を望む一面がある”
  • なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。 - Something Orange

    ①「オタク文化と宗教のアフィニティ(親和性)」 たとえば、そう、何気なく眺めていた報道番組で、何の罪もない子供が亡くなる事件が放送されていたとき。ふと、何ともいえず哀しく、薄ら寒い気持ちにならないでしょうか。 その子は大人から虐待を受けていたのかもしれませんし、純粋に不幸な事故で落命しただけかもしれません。いずれにしろ、かれ/彼女は、一見して平和で安全なこの社会に開いた「虚無の穴」へ墜落してしまったのです。 「虚無」は社会の至るところに穴を開けています。そのとき、あなたも、その報道を通しその深淵をほんの少しのぞき込んだといって良いでしょう。 戦慄の体験。 とはいえ、あなたはあまり長い間その記憶を引きずらないに違いありません。その出来事はきわめて痛ましいけれど、あくまで見知らぬ子供のことに過ぎませんし、いつまでも気にかけるには人生はあまりに忙しないこともたしか。ひとまずは、そういえるでしょう

    なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。 - Something Orange
    yarumato
    yarumato 2023/07/23
    “いつ頃からなのか、オタクたちが使う俗語にやたらと宗教的なものが目立つようになりました。神絵師や神作家、神作品、聖地巡礼、布教、祭壇、生誕祭、そしてあっさり「萌え」に代わって普及した「尊い」”
  • あだち充『タッチ』を精読する。浅倉南はほんとうは何を考えていたのか。

    浅倉南の話をしたい。 もちろん、あだち充の傑作漫画『タッチ』のヒロインである「南ちゃん」のことである。 タッチ 完全復刻版(1) (少年サンデーコミックス) 作者:あだち充 小学館 Amazon 彼女が少年漫画史上に残る重要なキャラクターであることはあきらかだが、それにしてはその評価は個人個人で分かれる。 もちろん、だれからも愛される万人向けのヒロインなど存在しようもないわけだが、浅倉南の人気とうらはらの悪評は強く印象に残る。 なぜ、南はこれほどまでに嫌われるのか。ぼくにはそれはそもそも彼女が何を考え、何を思い行動していたか広く理解されていないからだと思えてならない。 当然、作中にはっきりと南の心理が書かれていない以上、すべては解釈の問題でしかなく、自分の考え方が「正しい」などと主張することはできない。 しかし、いままで浅倉南について、さらには『タッチ』という作品について伝統的になされてき

    あだち充『タッチ』を精読する。浅倉南はほんとうは何を考えていたのか。
    yarumato
    yarumato 2023/07/22
    “漫画家あだち充は、タッチで和也の死とそれ以降を描くことによって、「ラブコメハードボイルド」とでもいうべき、それ以降の作品に共通するあのクールでポップな文体を獲得していく”
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