先月、航空自衛隊のF15戦闘機が石川県沖の日本海に墜落した事故で、飛行データを記録したフライトレコーダーが見つかり、回収されました。航空自衛隊は記録されたデータを解析するなどして、事故の詳しい状況を調べることにしています。 先月31日、石川県にある航空自衛隊小松基地のF15戦闘機1機が、訓練のために離陸した直後、基地からおよそ5キロ沖合の日本海に墜落し、乗っていた隊員2人が死亡しました。 この事故では、これまでに尾翼などが見つかっていますが、航空自衛隊は、飛行データを記録したフライトレコーダーを25日、周辺の海で発見し、回収したことを明らかにしました。 また2基のエンジンも25日、回収したということです。 これまでの調べで、戦闘機が離陸した直後、基地の管制官がオレンジ色の光に気付き、無線で呼びかけたものの応答がなかったほか、パイロットが脱出した時に発信される救難信号が確認されていないことが