こんにちは、ニュースレター作成代行センターの木曽です。 明治後期から大正13年まで一般に公開されていた私立図書館『南葵文庫』。 「ヨシ、私も図書館を造ろう」 そういって、徳川のお殿様が近代的な図書館造りに目覚めます。 それが、旧徳川頼倫邸です。 徳川家は将軍家の他に、紀州・尾張・水戸の徳川(徳川御三家)と3つありますが、徳川頼倫は紀州徳川家の第15代当主になります。 紀州徳川家は、第14代の茂承の時に明治維新を迎え、それまでの上屋敷や中屋敷を新政府に返納し、麻布の旧上杉家の跡地に入ります。 第14代茂承は江戸時代の人間だったため、第15代の頼倫から近代的な新しい感覚へと柔軟に変化して行きます。 徳川頼倫1907年頃 頼倫は、1896(明治29)年から2年間にイギリスのケンブリッジ留学し、欧米諸国視察を経て帰国しました。 この留学中には南方熊楠の案内で大英博物館を見学したり、熊楠を介して孫文
表 1: 学習オブジェクトと研究オブジェクトの相対的な性格 オブジェクトが何のためのものであるかについての理解が異なっているので、他人に何をすることを許すかについて異なる見解が生じることになる。研究オブジェクトは1つの研究を発信するようデザインされており、これをオープンアクセスとして公開する際には、おそらく暗黙のうちに、これは決して変更されることはないという認識がある。対照的に、学習オブジェクトは単に読まれることではなく、利用されることを意図している。学習オブジェクトを分解して、他のものと組み合わせて別の目的に利用することは奨励されている。しかし、この変更の自由は、時に不本意なまま放置されている場合もある。JISCのX4Lプログラム29の調査から、作成者は多くの場合、学習オブジェクトは、一般に分割することなく利用できるような方法で作成されるべきだと考えていることが示された。また、多くの作成
メタデータ自動生成の可能性−AMeGAレポート ノース・カロライナ大学図書館情報学大学院メタデータ研究センターは,米国議会図書館(LC)の「ウェブ情報資源の書誌コントロールに関するアクションプラン」(CA1431参照)の一環として,メタデータ自動生成に関するプロジェクトAMeGA(Automatic Metadata Generation Applications)を進めてきたが,2月17日,1年間の調査をまとめた最終レポートを発表した。 レポートでは,まず,マイクロソフト社のWordなど数種類のコンテンツ作成ソフトに備えられているメタデータ自動生成の機能について,どの要素を生成するのか,生成する方法はどのようなものかといった点を調査している。次に,カタロガーなど専門家約200人にメタデータのどの部分を自動生成するのが適切かアンケートを行っている。その結果,ダブリンコアでいう言語(lang
WaybackはWARCフォーマットで保存されたウェブアーカイブを表示するためのツールです。米国の非営利団体インターネットアーカイブは収集したウェブサイトを閲覧できるようWayback Machineというサービスを提供しており、そのオープンソース版がWaybackです。インターネットアーカイブを中心として開発が進められてきました。 特徴 Waybackを使うと、Heritrixなどのクローラで収集されたWARCフォーマットのアーカイブを表示することができます。つまり、収集時点のウェブサイトをブラウザで閲覧することができます。なお、WARCフォーマットが国際規格化される以前に使われていたARCフォーマットにも対応しています。 WaybackはJava言語で開発されているオープンソースソフトウェアです。ソフトウェアライセンスとしてApache License, Version 2.0を採用し
「Heritrix」は数あるクローラの中の1つです。クローラは、「ロボット」や「ボット」と呼ばれることもあります。 https://webarchive.jira.com/wiki/display/Heritrix/Heritrix クローラとはインターネット上のウェブページを巡回し、画像やPDFファイルなどを自動的に集めてくるプログラムのことをいいます。GoogleやBingなどの検索エンジンは独自に開発したクローラを使って、インターネット上の情報を収集し、それらを検索できるようにしています。 Heritrix は、インターネットアーカイブや国立国会図書館のWARPをはじめとして、大英図書館(British Library)、米国議会図書館(Library of Congress)など、世界中の国立図書館のウェブアーカイブ事業で使用されています。 特徴 HeritrixはJava言語で開
ウェブアーカイブでは、ウェブページから収集したファイルをそのまま保存するのではなく、ウェブアーカイブに適した保存用ファイルフォーマットにして保存します。その理由としては、収集時の情報やファイルのメタデータが同時に保存できるため長期保存対策が可能であること、差分収集に対応しているフォーマットであることなどが挙げられます。 WARCファイルとは WARCは世界のウェブアーカイブ機関で広く採用されている保存用ファイルフォーマットで、その名称は「Web Archiving」に由来します。IIPCの主要メンバーであるインターネットアーカイブが採用していたファイルフォーマットARCをもとに、2004年にIIPCにより汎用的に使える形式に拡張されました。 2009年5月には、国際標準機構(ISO)の国際規格ISO 28500:2009となっています。 (参考) IIPCのウェブアーカイブ保存形式"WAR
2015年IIPC総会<報告> ウェブアーカイブに関する連携を目的とした組織である「国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC;CA1664参照)」の総会が,2015年4月27日から5月1日まで,米国カリフォルニア州にあるスタンフォード大学とインターネット・アーカイブを会場にして開かれ,世界各国の図書館員やアーキビスト,研究者等約200名が参加した。ウェブアーカイブを利用した研究の成果やIIPCが進めるプロジェクトの最新情報等について報告があり,活発な議論が交わされた。 報告の内容は多岐にわたったが,議長のワーグナー(Paul Wagner)氏(カナダ国立図書館・文書館)が「最近の議論の焦点はウェブアーカイブの利活用に移ってきている」と指摘したように,ウェブアーカイブの,特に研究利用という視点からのものが目立った。 英国の“Big UK Domain Data for the Arts
社史フェアを、流行の発信地 「渋谷」で開催します! 神奈川県立川崎図書館で2014年から開催している社史フェアを、流行の発信地「渋谷」で出張開催します! 新しい社史をまとめて見ることができる機会は、社史フェアだけです。 今回の渋谷での開催は朝日新聞社メディアラボに後援していただいています。 開催日時 7月8日(金)、7月9日(土) 時間 10時から18時まで 会場 朝日新聞社メディアラボ渋谷分室 東京都渋谷区神宮前6の19の21 各線の渋谷駅より徒歩5分から10分程度 地下鉄明治神宮前駅より徒歩8分 http://www.asahi.com/shimbun/medialab/shibuya.html 展示する社史 社史フェア2015、2016で展示した社史から、特徴のあるものなど100点を選んで展示します。 開催する催し 7月8日(金)13:00から14:30 医学書院 取締役副社長・金原
レファレンス協同データベースは、国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べもののためのデータベースです。 事業の目的 レファレンス協同データベース事業は、公共図書館、大学図書館、学校図書館、専門図書館等におけるレファレンス事例、調べ方マニュアル、特別コレクション及び参加館プロファイルに係るデータを蓄積し、並びにデータをインターネットを通じて提供することにより、図書館等におけるレファレンスサービス及び一般利用者の調査研究活動を支援することを目的とする事業です。 基本文書 レファレンス協同データベース事業実施要項(PDF:81KB)(平成25年3月29日改正) 国立国会図書館レファレンス協同データベース事業参加規定(PDF:174KB) (令和4年5月20日改正)
ウェブアーカイブのしくみやアプリケーションについてわかりやすく解説します。 「ウェブアーカイブのしくみ」(全文PDF)[PDF: 3.28MB] ウェブアーカイブのしくみ ウェブアーカイブとは ウェブアーカイブのライフサイクル ウェブを収集するしくみ ウェブを収集する単位 収集する頻度 差分収集 収集したウェブサイトの組織化 ウェブアーカイブの長期保存 保存したウェブサイトの公開 ウェブアーカイブの技術的な課題 ウェブアーカイブをささえる技術 収集ロボット Heritrix 全文検索エンジン Solr 保存用ファイルフォーマット WARC 閲覧アプリケーション Wayback ウェブアーカイブの流れ ウェブアーカイブ(WARP)の一連の流れが一目でわかるよう、図にしました。
メインコンテンツに移動 検索 すべて 本文あり 詳細検索 タイトル 内容記述 著者名 著者所属 著者ID 出版者 刊行物名 日付 巻 号 開始ページ 終了ページ DOI 各種ID 資源タイプ 出版タイプ 助成機関名 プログラム情報 機関 学位授与機関 学位授与番号 検索 並び替え
オープンアーカイブのオブジェクトの再利用・交換に関するプロトコル“Open Archives Initiative – Object Reuse and Exchange(OAI-ORE)”が、デジタルリポジトリ、特に機関リポジトリにおけるコンテンツ管理にどのように活用できるのか、また究極的にはデジタルリポジトリの概念をどのように変化させる可能性を有しているのかを論じた論考が、Code4Lib Journal誌第6号に掲載されています。OAI-OREの概説から始まり、プラグインを用いて、2つの異なる機関リポジトリ用プラットフォーム(Fedora、EPrints)間の相互のデータ交換を試験した事例の紹介、OAI-OREの今後の展望、と論が展開されています。 David Tarrant, Ben O’Steen, Tim Brody, Steve Hitchcock, Neil Jefferi
「令和5年度堺市立図書館概要(令和4年度統計と活動)」 A4版51ページ PDF:4058KB 「令和4年度堺市立図書館概要(令和3年度統計と活動)」 A4版51ページ PDF:3857KB 「令和3年度堺市立図書館概要(令和2年度統計と活動)」 A4版51ページ PDF:3088KB 「令和2年度堺市立図書館概要(令和元年度統計と活動)」 A4版54ページ PDF:4091KB 「令和元年度図書館概要(平成30年度統計と活動)」 A4版52ページ PDF:2787KB 「平成30年度図書館概要(平成29年度統計と活動)」 A4版52ページ PDF:2717KB 「平成29年度図書館概要(平成28年度統計と活動)」 A4版53ページ PDF:3565KB 「平成28年度図書館概要(平成27年度統計と活動)」 A4版50ページ PDF:1864KB 「平成27年度図書館概要(平成26年度統計
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く