裁判員足りず公判中断=辞退続出、選任やり直し−水戸地裁 水戸地裁は15日、現住建造物等放火罪に問われた男(65)の裁判員裁判で裁判員の辞退が相次ぎ、公判を維持できなくなったと発表した。地裁は公判を中断し、改めて裁判員を選任して再開する。 地裁総務課によると、この事件の選任手続きは9日に行われ、裁判員6人と補充裁判員2人が選ばれた。その後2人が辞退したため、14日の初公判は最低限必要な6人で臨んだ。ところが15日の第2回公判前、さらに1人が体調不良を理由に辞退し、公判が開けなくなった。 地裁は残った5人に対し、改めて公判期日を決めて審理を続けると説明したが、日程の都合などを理由に全員が辞退を申し出たため解任した。次の裁判員を選ぶ期日は未定という。(2014/01/16-00:13) 前の記事へ 次の記事へ