本書の目的は、プログラマがソフトウェア開発を効果的かつ効率的にするために、他人の理解・コミュニケーション・コラボレーションの能力を向上させることである。 本書はピープルウエアのようにマネージャーがチームを成功させるための本ではりません。実際にソフトウェアを創り出すプログラマのための1冊です。著者の2人は実際にGoogleでチームをリードしています。そして、オープンソースソフトウェアの世界で活躍するスーパープログラマ達が本書の推薦の言葉を寄せているのがとても印象的で期待を膨らませてくれました。 翻訳者はあのリーダブル・コードを翻訳された角さんです。リーダブル・コードがコードの書き方の基本を教えてくれたのならば、Team Geekはチームで効果的かつ効率的に開発するために必要なことを教えてくれます。 いつやるか。今でしょ。 という表現も使われている。押さえるところを押さえている。さすがである。