今回のテーマは、グーグルの検索結果(ユニバーサル検索)のどこからトラフィックが流入しているかを読み解くための、リファラ文字列の理解だ。 オーガニック検索の何位に表示された検索結果からのアクセスなのか、検索結果にワンボックスで表示された画像や動画からのアクセスなのかなど、アクセス解析ツールをうまく使うことで、詳細に分析し、SEOに役立てられる可能性のあるデータが、サイトへのアクセスのリファラ文字列に隠されているのだ。 分析の仕方によっては、「(not provided)」で隠された検索キーワードを高い精度で推測できる場合もある、この「ved」パラメータの秘密に迫っていく。 ステップごとに説明し、最終的にはGoogleアナリティクスでこのデータを分析できるようにする具体例を示していく。が、その前に、この記事を書くに至った、僕らが抱えていた問題を紹介しておきたい。 検索ユーザーが「なぜ」「どう」
博報堂DYメディアパートナーズとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、インターネット広告の広告効果を検証する為の調査を実施し、広告認知率および商品購入意向率の相関関係を明らかにしたと発表した。 今回の検証では、インターネット広告の出稿量(フリークエンシー※1)と広告認知率および商品購入意向率の相関関係がつかめ、たとえば、「ある条件下において広告認知率50%を獲得したい場合は、平均フリークエンシー10.5回以上が最適になる」など、インターネット広告の効果を最適化するプランニング手法の定量化を実現したとしている。 また併せて、インターネット広告は広告認知に加えて、購入意向も醸成することが可能なメディアであることを実証したとしており、たとえば広告認知率50%を実現した場合、購入意向率15.3%以上の獲得が期待できることが確認できたという。 ※1 フリークエンシー …… ユーザー
今日は、世の中の人がどんなお金の使い方をしているのかを全国で調査したデータを紹介します。市場調査を行うにあたって参考になるかなり詳細なデータを入手できます。しかも無料で。 「30代の男性は書籍や雑誌に1か月あたり何円使っているのか」「ケータイの通信費は、年齢層でどれくらい違うのか」「緑茶と紅茶とコーヒーと、それぞれいくらぐらい使っているのか」「靴やシャツや下着に使っているお金は?」「CD・DVDやゲームにはどれくらいお金を使っているのか」「映画や遊園地や温泉にはみんなどれくらい行っているのか」こんなデータがあればいいと思いませんか? それがあるのです。 そのデータとは、総務省統計局が行っている「全国消費実態調査」。 平成21年全国消費実態調査(統計局)全国消費実態調査とは、国民生活の実態について、家計の収支や貯蓄・負債、耐久消費財、住宅・宅地などの家計資産を総合的に調査し、世帯の消費・所得
今日は、広告の「インプレッション」について。FacebookもGoogleも、短い広告表示をインプレッションとみなさない方向に進んでいます。 日本でも「いいね」ボタンなど盛り上がりつつあるFacebook(フェイスブック)ですが、9月11日に次のようなアナウンスを出しました。 Facebookユーザーはかなりアクティブにサイトを利用するので、ときとして短時間に多くのページを行き来します。ということは、その際に広告がほんの少ししか表示されていない状況があります。 広告主がFacebookに広告を出稿することから得られる価値をさらに改善するために、「広告が表示された」とみなす時間(最低表示時間)を増やします。これにより、各インプレッションの価値が全体として上がり、広告のクリック率が増加したように見える広告主が多くなることでしょう。 わかりやすく言うと、「短時間だけしか表示されなかった広告に対し
中国の北京で4月22日、ウェブ上の有害情報研究(Adversarial Information Retrieval on the Web)に関するカンファレンス「AIRWeb 2008」が開催された。このカンファレンスに関するガルシア博士の記事を見た後で、僕は各論文を読み、そのうちいくつかについてハイレベルな要約を書くつもりだった。 しかし、AIRWeb 2008カンファレンスにおいて、ウェブスパムのコンテストが開催されていたのを知るや、僕の関心は別の方向へと向かっていった。ガルシア博士の怒りを買うのを覚悟の上で(以前に僕は彼を怒らせてしまったことがある)、僕は面白半分に、独自のスパム検出アルゴリズムを開発した。そしたら、そのアルゴリズムが驚くほど良好に機能したんだよ! 僕は自分のプロジェクトの方針を変え、ドメイン名がスパム的かどうかをチェックするツールをテーマにした。だけどこのツールにつ
どの製品があなたに適している? アクセス解析ツール&サービス 13種類徹底比較! 史上最強の機能比較表 この特集では、ここまでの記事で、アクセス解析がWeb担当者にとってどんな意味があるのか、解析する場合にどんな指標をどう見るのか、解析ツールやサービスにはどんな種類があるのかを解説してきた。 しかし、実際にアクセス解析をするとなると、何らかのアクセス解析ツールを導入するか、アクセス解析サービスを利用することになるだろう。 この記事では、現在日本で利用できる主要なアクセス解析ツール13種類について、対応する機能や価格、ライセンス、特徴などをまとめた。 どのツールを利用するのが適しているのか判断するのに必要なデータがつまっているので、ぜひ参考にしてほしい。 ちなみにこの記事は、比較して見やすいように、表がサイドバーを突き破って右に伸びるという常識を無視したレイアウトを採用している。サイドバーを
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