圧縮レベル2と3では、bzip2よりずっと短い所要時間で高い圧縮率が得られています。興味深いのはレベル4で、所要時間が大きく増えたのに圧縮率が下がっています。xzはレベル4からLZ法の一致文字列を探すアルゴリズムが変わるので、これが裏目に出ているようです。 bzip2より2割以上高い圧縮率が得られるレベル7以上では、所要時間は5倍以上になります。ログファイルの圧縮方式が混ざるのは何かと面倒なので、5倍の所要時間でこの程度の圧縮率の差ではxzに変更する気にはなれないです。 圧縮率はそうでもないですが、xzの伸張速度の速さはとても魅力的です。デフォルトの圧縮率のファイルを伸張するのに、bzip2が1分22秒かかるのに対してxzは25秒しか掛かりません。ログを集計するときに伸張速度が3倍近く速いのはとても有利です。 もし圧縮方法を決め直せるならxzにするかもしれません。適宜レベルを調節してbzi
下記の表は gzip の標準状態を 1 とした相対的な数値を示しています。 Software 欄の -1 や -9 は、コマンドに指定できる圧縮率です。 -1 が最低、 -9 が最高になっているコマンドが多いです。 並列に実行できるものに関してはすべて 8 スレッドで実行しています。 ベンチマーク結果 time real 実際の経過時間 time user CPU user 時間 compression ratio 圧縮率の比。大きいほどファイルが大きい。 compression ratio (single/parallel) 並列版について、シングルスレッドに対する圧縮率の比 parallel overhead シングルスレッド版と比較した CPU user時間の比
Selected archives I have selected: Source of the kernel to test source compression Stream protocol with flush Test conditions Tests were run on a desktop: Intel Core i5 CPU 750 at 2.67GHz 8GB of DDR3 memory tmpfs as ram disk is used Linux kernel 3.3.2, gentoo amd64 CFLAGS: -pipe -O2 -g -floop-block -floop-interchange -fgraphite bzip2-1.0.6-r3, xz-utils-5.0.3, gzip-1.4 Only normal mode will be test
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