出先からサーバをメンテナンスするには、SSHサーバをインターネットに公開する必要があります。SSHはデフォルトではIDとパスワードだけでログインできてしまうため、狙われやすい侵入経路の一つです。 ここではSSHサーバの安全性を高める設計を挙げてみます。 公開するポートを22番から変更する。 他サーバから独立したネットワーク(DMZ)にSSHサーバを配置する。 SSHサーバの表裏にファイアウォールを設置し、裏側を通って他サーバにログインする。 ログインシェルをchroot-jailで実行し、可能なことを制限する。 認証ログを監視する。 定期的にセキュリティアップデートを適用すること、推測されにくいIDやパスワードを使うことは言うまでもありません。地道な運用作業は重要です。 VMにおける実現方式 自宅サーバのようにスペースや静音性に制約がある環境では、独立したサーバを設置するのは困難です。また